それって食べ物ですか？いいえ飲み物です。

14章

314 解体

レヴァン　視点

「おー！！」

キラティアは興味が出たのかドラゴンの模型に近づいた。

ばくっ！！

そしてドラゴンはキラティアを呑み込んだ！？

「あきゃー！？」

「キラティア！？」

キラティアは呑み込まれたドラゴンの中で暴れたからかドラゴンの形が少し変わった。
更に少し時間が経つとキラティアの顔がドラゴンの口から出て、鎧を着ているような格好になった。

「きゃおー！！」ばばーん！！

「…」

「…おっちゃ！」

「なんだ？」

「ここ！」

キラティアはアホ毛の先で尻尾の先を示した。

「ここがどうした？」

俺は用心しながら尻尾を触ると…

「ふぅ…」がしゃん！！

何故かキラティアのため息と共にドラゴンは分解されパーツに戻った。