それって食べ物ですか？いいえ飲み物です。

15章

352 書類整理

"分身5"　キラティア　視点

さてさて、他の分身達は働いているのに本体はともかく僕が怠ける訳にはいかない。
という訳で、じーじのお手伝いをする事にした。

しゅばば！！
しゅばば！！

こっちあっちこっちあっち…

僕は素早くじーじの机に山積みしてある書類をカテゴリー別に分け違和感がある書類は弾く。

「ティーちゃん何を…」

手伝いだよ！
書類の仕分け。
次に誤字脱字など書類の不備を見つけて添削！きゅきゅう！！ぺけ！不正請求の可能性あり。
あとはじーじが確認と承認が必要な書類だけまとめて…さっさっさっ…とんとん！

残りの報告書についてはそっちでなんとかしてね。

ふぅ…終わり。

毎日、ルナママから方法を教えて貰ってから書類仕事をしているからね。ふぅ…(遠い目)

あっ！こっちはサンおじさんの分ね！
サンおじさんでも承認可能な書類もあったのでまとめておいた。

「おおおおおお！！仕事が楽だ！！」

よかったね。
じゃあ僕行くわ！！

「ティーちゃんありがとう！」

うん、そう！僕行くわ！！

「これが終わったらじーじと遊ぼう。」

探検したいから遠慮します。
僕行くわ！！

「父上、ティーがせっかく仕事を楽にしてくれたんですから自由にしてあげてください。」

サンおじさん！ナイスアシスト！！

「はぁ、仕方ないのう。ティーちゃんやあとでお菓子あげるから探検終わったら来なさい。」

「おかー！！あい！！」

やったーお菓子貰える！！
あとで来よう！