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口は禍の元
HPのゲージがすげぇ減った気がする……
昨日予約投稿忘れて23時更新でした。
読み飛ばされた方は一つ戻ってやってください。
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「脂肪が少ないから、食い込みもなくてラインがきれいなままですね」
言いながら、柊也の両手がさすってるのは太腿。
確かに、女の子の足だと、いくら細くても柔らかい太腿で終わるこの靴下は、締め付けで押し出されたお肉がむちっと乗っかったりするんだろうけど、俺の脚は細いけど脂肪より筋肉の方が多いから、段差がないってことだろうけど、つまりそれって女の子の足より固いってことだろ。撫でても楽しくないだろッ!
「絶対領域は惜しいですが」
今着てるピンクのクマ耳の方は、袖なしでお尻のギリギリ下くらいまでしかないベリーショートパンツ。パンツの際から靴下の間に出た生足撫でて柊也が短いため息を吐く。
「準備も整ったようなので、コレ、脱ぎましょうか?」
伸びてきた手が、服のジップを掴む。ジジっと下げられかけて、慌ててその手を両手で止める。
「ぬっ 脱がなくても、できるだろっ」
「おー? 着衣プレイ?」
「ちゃっ だって、手袋とか、靴下とかっ だけ、とか。ヘンじゃん」
てか、手足だけそういうのつけてて、体は、なんにも着てないとか、すごい、恥ずかしいんですけど。ある意味、それこそ、なんにも着てないよりもっ!!
「真琴。耳と、手袋と、靴下と、尻尾」
一言一言、ゆっくり、刻んで。
「その服は私が見立てただけあって、とても真琴に似合っていますが、他のオプションとつり合いは取れません」
この妙な服のセレクトはお前かぁ!? しかもなんで、似たようなの二つも買うんだよ?
「と言うわけで、脱いで頂きますよ?」
……何がどうなって、そういうわけなのか、全然理解できません。
理解できなくても、ほら、二人がかりじゃん?
脱がされたよ、抵抗も虚(むな)しく、しっかりと。
しかも、せっかくここまで、いざという時の為に体力温存とか思って大人しくしてたのに、全部すっぽ抜けちゃって、無駄に抵抗しちゃったから、せっかくまだまだMAX近かったHPのゲージがすげぇ減った気がする……
「ひぅ ひんっ ひぁう」
意思とは関係なしに口からこぼれて出る音に、とにかくどっか冷静になっとけ、自分! な……とこが、国語の何段活用みたい……とか、心底どうでもいいこと考えてる。
ご飯食べる前に柊也が皺ひとつなく、きれいに整えたシーツは、今はもう、見るも無残に皺くちゃだ。
俺がしがみついて身悶えた結果だけど。
脱がされて抵抗してぜいぜいしてるうちに、またなんか、変な液体お尻の孔に入れられて、ぬちぬち弄られて、尻尾突っ込まれて。
突っ込まれただけなら、異物感は多少あるけど、そんなでかくないから、大丈夫かなって思ったんだけど。
「やっ んふ! はぁう」
うにうに、動きやがった。
うにうに。
先っぽのとこが、内側を捏ねるみたいに、うにうにって、首を振ってる。
「っく、ふ」
今は、手も、足も、どこも拘束されてない。でも、動き出したそれを咄嗟に引っこ抜こうとして止められて、抜いたら拘束してもっとでかいの挿れるとか言われたら、手も伸ばせない。
何度も何度も確認してるせいか、時間がちっとも進まない。それでもやっと、半分、十五分くらい経過。
さっきと一分も変わってない時計の表示を見て、横向きに丸まってた体、膝を寄せたまま蹲って、シーツに顔を突っ込む。
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