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後悔先に立たず
なんか、こんな光景、前にもあったような?
「あれ? ちょっとイった?」
「……って、ないもんっ!!」
「でも今、結構でましたよ? 先っぽがまだくぱくぱしてますが?」
「だっ 出してないもんっ!!」
出たとしても、押し出されたとかそんなんだ、きっと!!
「にゃあではありませんが『もん』ならまぁ 許しましょうか」
「ふーん。今のが違うってんなら、もっかいやってみ?」
「やだっ! ……もん」
にゃあじゃなくていいなら、こっちの方が全然精神的に楽だ。
「私たちにはイったようにしか見えなかったんですが……そう思っていいと言うことですか?」
俺を挟んで、双子が視線を交わす。なんか、こんな光景、前にもあったような? でも思い出せない。
「おんなじようにしてみせてよ。それでイかなきゃ大丈夫だって、な?」
だから違うって──……言っても、聞いてくれなさそう。
「もっか……い?」
「ええ。それで何もなければ気のせいだったということでしょう」
うー
言葉で応えない代わりに、手を伸ばして、尻尾を掴む。うああ。やっぱり、尻尾固定したら中の感じ、強くなるぅ
「きゅって押し込んでみな? きゅって」
やらないと、ダメ? ですか。やっぱり。
さっきみたいに一息にやっちゃうとヤバいから、ゆるゆる、押してみる。
「んっ んんぅ っあ!」
くちゅくちゅ掻き回すとこが、こりって──
「んっ!! やだあああっ! いやっ へんっ ちがッ……!!」
なった、って思った瞬間、緩慢なくらいだったソレの動きが、突然凶暴化した。
それまでが、こりこりっとか、くちゃくちゃって感じなら、もう、ごりごりっとか、ぐちゃぐちゃっとか……濁音の点々増えただけだけど、凶悪さが桁違いで、慌てて抜こうと引っ張ろうとしても、簡単に抜けない。なんで?
「やっ やんっ!! やめっ だめぇッ! ごりごりって! ナカっ こすれっ……てぇ……」
尻尾を持っていられなくて手を離して、シーツ掴んで体を捩っても、奥に与えられる刺激は変わらない。
さっきは確かにちょっと抜けかけてたのに、全然抜けそうになく、それどころか、むしろ押し付けられてるような感じだ。なんつーか、内側から電気アンマかけられてる感じ?
「やだぁ! ソコ、やぁッ」
機械って容赦ないのな……動く動く。ヒトじゃありえないくらい、すごい動く。容赦なく動く。そんなのに、耐えられるはずもなく、むしろ動きにつられて腰が勝手にがくがく卑猥に揺れる。
尻尾に伸ばし空を描いた手を、どちらかの手に阻まれる。
しかもしかもっ 今頃思い出したけど俺、昨日はこれやられる前に一回だしちゃってたけど、今日はそっから丸々一日経過。それなりに製造されちゃっててもおかしくない。さっきちょっと出てても、まだ残ってる。
「あっ ああっ あっ もッ……」
ヤバイ、水泳部辞めなきゃならなくなる……堪えろ俺!! とか、思ってもむなしいくらいに。
閉じた瞼の後ろに、パチパチ花火みたいに星が飛んで、閉じているのにぱぁんって真っ白になった。
「もっ だめぇ 抜いて……やだぁ!! ひああああああンッ!!」
つまり。
なんて言うか。
もう。
泣きたいくらいあっけないサイゴでした。
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