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第一章:聖女から冒険者へ
13.初めての刺激②※
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「ルナ、落ち着いたか?」
「……うん」
私の呼吸が落ち着いた頃を見計らうように、イザナは声を掛けてきてくれた。
天井しか見えなかった私の視界にイザナの顔が入り込んで来て、先程の行為を思い出し再び顔が火照っていくのを感じる。
(イザナにあんな恥ずかしい姿を見られてしまった。もうやだ、消えたいっ)
落ち着いて来ると今度は羞恥心に翻弄される。
先程は感情に流されるままに乱れた姿を見せ、はしたない声も沢山上げてしまった。
「……んっ」
私がイザナの顔を戸惑いがちに見上げていると、ゆっくりと距離が縮まり唇に柔らかいものが触れた。
それから角度を変えて、何度も触れるだけのキスを繰り返され、唇がくっついたり離れたりしていく。
離れていく時は切なく感じて、重なるとその温もりにどこかほっとする。
(キス、気持ちいい……)
私がキスに気を取られていると、イザナの手は私の内腿を這うように上って行き、足の付け根まで到達した後は割れ目をなぞる様に上下に何度も行き来を繰り返す。
その感覚にぞわぞわとして、私は体を小さく震わせてていた。
「ルナのここ、しっかりと濡れているな。先程の愛撫で感じてくれたんだね。嬉しいよ」
「ぁっ……、やっ、だめっ!」
今まで誰にも触れられたことのない場所を触られ、私は恥ずかしさのあまり足をぎゅっと閉じた。
こんなことをしても逃げられない事は分かっているが、それでもこの恥ずかしさが耐えられなかった。
(私ばっかり恥ずかしいのやだ……)
「そんなに閉じていたら、奥を触ってあげられないよ?」
「……っ、こういうのって初めてで」
私が困惑した表情で答えると、イザナは優しく微笑んだ。
「それなら尚更だよ。私に任せて欲しいな。足、開かせるよ」
「ぁっ……、待ってっ!」
イザナは私の足を持ち上げ膝を折る様に曲げると、そのまま左右に大きく割り開いた。
一番恥ずかしい場所が丸見えになり、私は慌てて足を閉じようとしてしまう。
だけど足をしっかりと固定されてしまったので、もう閉じることは叶わなかった。
(うそ、こんなっ格好……、恥ずかしいっ!)
「ルナ、暴れないで。なるべくルナには痛い思いはさせたく無いんだ。分かってもらえると嬉しいかな」
「……っ」
そんな言い方をされると何も言い返せなくなってしまう。
私は初めての事でどうしたら良いのか分からないし、今はイザナに任せてしまったほうがいいだろう。
分かっているけど、恥ずかしさが消えるわけでは無い。
唯一手は自由に動かすことが出来たので、私は真っ赤に染まった顔を掌で隠す様に覆った。
「また顔を隠して、本当にルナは可愛いな。今は恥ずかしいかも知れないけど、すぐにそんなことは分からなくなるよ。さっきみたいにね」
「やっぱり、こんな格好やっ……ひぁっ! やっ、ちょっとまっ、て」
イザナはゆっくりと私の中心を指で広げると、蜜の滴った入口に指先を滑らせる。
彼の指が動く度に、くちゅといやらしい水音が響き、顔を隠していて見えない筈なのに、私は瞳をぎゅっと瞑った。
「ああ、すごいな。結構濡れているね。だけど入口はまだしっかりと閉じているようだな」
私の足元からそんな声が響いて来る。
恐らく今彼は、私の中心を確認する様にじっくりと眺めているのだろう。
そしてその言葉から間もなくすると、熱くなった場所にぬるっとしたものが触れ、いやらしい水音を立てながら動き回る。
「ひぁっ!? やっ、なにをしてるの?」
突然の感覚に驚いてしまい、思わず私の口からは変な声が出てしまう。
しかし直ぐに自分が今何をされているのかに気付くと、腰を引いて逃れようと考える。
(そんなところ、舐めないでっ!)
「逃げたらちゃんと舐めてあげられないよ? 恥ずかしいかも知れないけど耐えてね」
「ぁあっ……! やぁっ……んぅっ……」
イザナは私の腰をがっちりと掴んで引き戻すと、入り口から舌をねじ込み、蜜を穿り出そうとでもしているのか執拗に刺激を与えてくる。
私の体は小刻みに震え、甘い声がひっきりなしに溢れ始める。
「体をこんなに震わせて、可愛いな。ルナの嫌は好きってことで合ってるかな?」
「ぁっ、ん……ち、がっ……ぁあっ」
イザナは解れてきた蜜口に指を一本差し込むと、付け根までゆっくりと埋め込ませた。
奥深くまで何かが入ってくる感覚に、私は内心興奮していた。
彼の言う通り、口では嫌だと言っているが、本当は気持ち良くて堪らない。
こんなことをされて恥ずかしいはずなのに、体は悦ぶように彼の指を受け入れてしまう。
「狭いけど沢山濡れてるから簡単に入ったな。中もちゃんと解してあげるよ」
「ぁっ、やぁっ、そんなに動かさないでっ……」
イザナは差し込んだ指を中で曲げて、内壁を擦る様に刺激してくる。
私は顔を左右に振って止めてと訴えるも、彼の動きは止まらない。
更に中を激しく掻き混ぜられ、頭がおかしくなってしまいそうになる。
「こっちも良くしてあげる。ルナには少し刺激が強いかもしれないけど、優しく触るね」
「……え? ……っ!? ひぁあああっ!!」
イザナは指を動かしながら、ぷっくりと膨らみ始めている蕾に舌を這わせた。
その瞬間、今まで感じたことのない鋭い刺激に腰を大きく跳ね上げてしまう。
電気が走ったような強い感覚に、私は悲鳴の様な声を室内に響かせる。
(な、なに!?)
「すごい反応だな」
「ぁああっ、それやだっ! こ、こわいっ……」
ビクビクと体を震わせながら涙目で訴えた。
「やっぱりまだルナには早いか。それならば、ゆっくり慣らせていこうか」
「はぁっ、やぁっ……」
イザナは舌先で優しく撫でるように舐め始めた。
気を遣ってくれてるのは有難いが、そこばかりを刺激されていると簡単に頭の中が真っ白になりそうだった。
私には刺激が強すぎるようだ。
(もうだめっ! おかしくなる……!!)
「そろそろこっちも指を増やしてみようか」
「ぁあっ……、はぁっ……」
蜜壺の中に埋まっているものの質量が増し、私はきゅっと彼の指を締め付けた。
それに抵抗するかのように、彼の指は中で激しく蠢き始める。
「我慢することないよ、好きなタイミングで果てて」
「やっ、だめ、それほんと、だ、め、だからぁっ……! ぁぁああっ!」
私は悲鳴を響かせると共に、腰を大きく跳ね上がらせそのまま達してしまう。
だけど、それでも彼の指は止まることは無く、ぐちゅぐちゅと卑猥な音を立てながら今も激しく責められ続けている。
私の目からは生理的な涙が流れ、顔を真っ赤にさせながら何度も絶頂を繰り返す。
(もう、おかしくなる……)
「私の指をきつく締め付けて、何度も果てているの? ルナは本当に可愛いな。そんな姿を見ていると、もっといじめたくなる」
「ぁああっ、もうやだっ……、ぁああああっ!!」
私は一際大きな悲鳴の様な声を上げて深い絶頂を迎えた。
そこで漸く彼の指は止まり、スッと抜き去られる。
そのことでやっと解放されたのだと分かり、私はほっとしていた。
しかし余裕を奪われるくらい何度もイかされ続けていたので、私の息は上がっていた。
「少しいじめ過ぎてしまったかな。ごめんな」
(ほんとだよっ!)
今は上手く声を出すことが出来なかった為、心の中で盛大に文句を言うとともに、キッと涙目でイザナを睨みつけていた。
しかし彼はぐったりとしている私の姿を優しい表情で眺めながら、額にそっと口付けた。
そして自分の指に絡んだ私の愛液を舌先で舐め取ると「ルナの蜜は甘いな」と呟く。
その姿は何処か妖艶に見えてドキドキしてしまう。
私の不満は一瞬で消えてしまったようだ。
「……うん」
私の呼吸が落ち着いた頃を見計らうように、イザナは声を掛けてきてくれた。
天井しか見えなかった私の視界にイザナの顔が入り込んで来て、先程の行為を思い出し再び顔が火照っていくのを感じる。
(イザナにあんな恥ずかしい姿を見られてしまった。もうやだ、消えたいっ)
落ち着いて来ると今度は羞恥心に翻弄される。
先程は感情に流されるままに乱れた姿を見せ、はしたない声も沢山上げてしまった。
「……んっ」
私がイザナの顔を戸惑いがちに見上げていると、ゆっくりと距離が縮まり唇に柔らかいものが触れた。
それから角度を変えて、何度も触れるだけのキスを繰り返され、唇がくっついたり離れたりしていく。
離れていく時は切なく感じて、重なるとその温もりにどこかほっとする。
(キス、気持ちいい……)
私がキスに気を取られていると、イザナの手は私の内腿を這うように上って行き、足の付け根まで到達した後は割れ目をなぞる様に上下に何度も行き来を繰り返す。
その感覚にぞわぞわとして、私は体を小さく震わせてていた。
「ルナのここ、しっかりと濡れているな。先程の愛撫で感じてくれたんだね。嬉しいよ」
「ぁっ……、やっ、だめっ!」
今まで誰にも触れられたことのない場所を触られ、私は恥ずかしさのあまり足をぎゅっと閉じた。
こんなことをしても逃げられない事は分かっているが、それでもこの恥ずかしさが耐えられなかった。
(私ばっかり恥ずかしいのやだ……)
「そんなに閉じていたら、奥を触ってあげられないよ?」
「……っ、こういうのって初めてで」
私が困惑した表情で答えると、イザナは優しく微笑んだ。
「それなら尚更だよ。私に任せて欲しいな。足、開かせるよ」
「ぁっ……、待ってっ!」
イザナは私の足を持ち上げ膝を折る様に曲げると、そのまま左右に大きく割り開いた。
一番恥ずかしい場所が丸見えになり、私は慌てて足を閉じようとしてしまう。
だけど足をしっかりと固定されてしまったので、もう閉じることは叶わなかった。
(うそ、こんなっ格好……、恥ずかしいっ!)
「ルナ、暴れないで。なるべくルナには痛い思いはさせたく無いんだ。分かってもらえると嬉しいかな」
「……っ」
そんな言い方をされると何も言い返せなくなってしまう。
私は初めての事でどうしたら良いのか分からないし、今はイザナに任せてしまったほうがいいだろう。
分かっているけど、恥ずかしさが消えるわけでは無い。
唯一手は自由に動かすことが出来たので、私は真っ赤に染まった顔を掌で隠す様に覆った。
「また顔を隠して、本当にルナは可愛いな。今は恥ずかしいかも知れないけど、すぐにそんなことは分からなくなるよ。さっきみたいにね」
「やっぱり、こんな格好やっ……ひぁっ! やっ、ちょっとまっ、て」
イザナはゆっくりと私の中心を指で広げると、蜜の滴った入口に指先を滑らせる。
彼の指が動く度に、くちゅといやらしい水音が響き、顔を隠していて見えない筈なのに、私は瞳をぎゅっと瞑った。
「ああ、すごいな。結構濡れているね。だけど入口はまだしっかりと閉じているようだな」
私の足元からそんな声が響いて来る。
恐らく今彼は、私の中心を確認する様にじっくりと眺めているのだろう。
そしてその言葉から間もなくすると、熱くなった場所にぬるっとしたものが触れ、いやらしい水音を立てながら動き回る。
「ひぁっ!? やっ、なにをしてるの?」
突然の感覚に驚いてしまい、思わず私の口からは変な声が出てしまう。
しかし直ぐに自分が今何をされているのかに気付くと、腰を引いて逃れようと考える。
(そんなところ、舐めないでっ!)
「逃げたらちゃんと舐めてあげられないよ? 恥ずかしいかも知れないけど耐えてね」
「ぁあっ……! やぁっ……んぅっ……」
イザナは私の腰をがっちりと掴んで引き戻すと、入り口から舌をねじ込み、蜜を穿り出そうとでもしているのか執拗に刺激を与えてくる。
私の体は小刻みに震え、甘い声がひっきりなしに溢れ始める。
「体をこんなに震わせて、可愛いな。ルナの嫌は好きってことで合ってるかな?」
「ぁっ、ん……ち、がっ……ぁあっ」
イザナは解れてきた蜜口に指を一本差し込むと、付け根までゆっくりと埋め込ませた。
奥深くまで何かが入ってくる感覚に、私は内心興奮していた。
彼の言う通り、口では嫌だと言っているが、本当は気持ち良くて堪らない。
こんなことをされて恥ずかしいはずなのに、体は悦ぶように彼の指を受け入れてしまう。
「狭いけど沢山濡れてるから簡単に入ったな。中もちゃんと解してあげるよ」
「ぁっ、やぁっ、そんなに動かさないでっ……」
イザナは差し込んだ指を中で曲げて、内壁を擦る様に刺激してくる。
私は顔を左右に振って止めてと訴えるも、彼の動きは止まらない。
更に中を激しく掻き混ぜられ、頭がおかしくなってしまいそうになる。
「こっちも良くしてあげる。ルナには少し刺激が強いかもしれないけど、優しく触るね」
「……え? ……っ!? ひぁあああっ!!」
イザナは指を動かしながら、ぷっくりと膨らみ始めている蕾に舌を這わせた。
その瞬間、今まで感じたことのない鋭い刺激に腰を大きく跳ね上げてしまう。
電気が走ったような強い感覚に、私は悲鳴の様な声を室内に響かせる。
(な、なに!?)
「すごい反応だな」
「ぁああっ、それやだっ! こ、こわいっ……」
ビクビクと体を震わせながら涙目で訴えた。
「やっぱりまだルナには早いか。それならば、ゆっくり慣らせていこうか」
「はぁっ、やぁっ……」
イザナは舌先で優しく撫でるように舐め始めた。
気を遣ってくれてるのは有難いが、そこばかりを刺激されていると簡単に頭の中が真っ白になりそうだった。
私には刺激が強すぎるようだ。
(もうだめっ! おかしくなる……!!)
「そろそろこっちも指を増やしてみようか」
「ぁあっ……、はぁっ……」
蜜壺の中に埋まっているものの質量が増し、私はきゅっと彼の指を締め付けた。
それに抵抗するかのように、彼の指は中で激しく蠢き始める。
「我慢することないよ、好きなタイミングで果てて」
「やっ、だめ、それほんと、だ、め、だからぁっ……! ぁぁああっ!」
私は悲鳴を響かせると共に、腰を大きく跳ね上がらせそのまま達してしまう。
だけど、それでも彼の指は止まることは無く、ぐちゅぐちゅと卑猥な音を立てながら今も激しく責められ続けている。
私の目からは生理的な涙が流れ、顔を真っ赤にさせながら何度も絶頂を繰り返す。
(もう、おかしくなる……)
「私の指をきつく締め付けて、何度も果てているの? ルナは本当に可愛いな。そんな姿を見ていると、もっといじめたくなる」
「ぁああっ、もうやだっ……、ぁああああっ!!」
私は一際大きな悲鳴の様な声を上げて深い絶頂を迎えた。
そこで漸く彼の指は止まり、スッと抜き去られる。
そのことでやっと解放されたのだと分かり、私はほっとしていた。
しかし余裕を奪われるくらい何度もイかされ続けていたので、私の息は上がっていた。
「少しいじめ過ぎてしまったかな。ごめんな」
(ほんとだよっ!)
今は上手く声を出すことが出来なかった為、心の中で盛大に文句を言うとともに、キッと涙目でイザナを睨みつけていた。
しかし彼はぐったりとしている私の姿を優しい表情で眺めながら、額にそっと口付けた。
そして自分の指に絡んだ私の愛液を舌先で舐め取ると「ルナの蜜は甘いな」と呟く。
その姿は何処か妖艶に見えてドキドキしてしまう。
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