たこ焼きのような男の子と女の子だった17歳

 昔、たこ焼きのような男の子がいた。後頭部が半分坊主で、生えているところは茶髪。流石にあおさはないけど、そばかすが散っている。
 私は、そんな男の子を親友だと思っていたけど、男の子は6歳くらいでもう成長しなくなってしまった。そして私は18歳の誕生日を迎えようとしている。
 不公平だし、どうしようもなく嫌だ。だけどちょっとだけ夢は見たいんだ。
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