激情の転生に堕ちるは黄金の神翼と慟哭の剣

神に名を与えられながら、わたしは役目を果たすことなく命を落とした。そんなわたしの前に神が降り立つ。
「そちがかの者の命を奪うまで、かの者がそちに命を奪われるまで、罰が赦(ゆる)されることはない」
わたしの命を奪ったのは、命尽きるまでこの身を守るべき護衛の男。彼もまた神に名と役目を与えられた者だった。
「そちが十九になるまでにこの者の命を奪えぬときは、そちが命を落とすことになる」
それは、神がわたしとあの男に下した神罰の始まりだった。※他サイトにも掲載
[元護衛 × 元王子 / BL / R18]
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