無限のスキルゲッター! 毎月レアスキルと大量経験値を貰っている僕は、異次元の強さで無双する

まるずし

文字の大きさ
129 / 258
第7章 新国テンプルム

第296話 モテ期到来

 ユシーネは書籍版には出てこないキャラです。

 ***********************************

 あれから10日ほどが経ち、すでに外壁は作り終わって、僕たちは国の設計――施設や農地等の配置エリアを検討しながら順次開発している。
 僕も含めてみんなで相談しながら色々決めていて、とりあえず王城は真ん中に建てることにした。
 僕の国は周辺5カ国からのアクセスを想定しているので、やはり中心にあるほうが、どこから来ても訪れやすいだろうという考えだ。
 現在、僕の作った運搬用怪力ゴーレム30体がフル可動で働き、もう少しでその王城も完成する。

 ほかの施設としては、当然冒険者たちにも来て活動してもらいたいので、冒険者ギルドの建物は絶対に必要だ。
 僕の国の規模として、3ヶ所ほど建設する予定だ。

 あとは神殿や商業ギルド、魔術師ギルド用の施設も必要だし、国営の宿泊施設も用意しておきたいところ。
 ケットさんは盗賊ギルドの施設も作って、冒険者用アイテムの販売を強化したいとも言っている。
 町の警備関係や収容所、舞台劇場などの芸術系、大勢が集まれる会場などなど、人の動線に合わせて配置を考える。

 それ以外としては、農地は郊外にして、貴族への贈与用には一部の区画も残しておく予定だ。
 観光も楽しんでほしいので、ちょうど良いサイズの山を『空間双移転チェンジ・ロケーション』で持ってきてある。
 山の中腹――眺めの良さそうなところに、人が上がれる高台を作るつもりだ。
 ほかにも国土にはすでに適度に植物を持ってきてあるので、そのまま自然な公園として利用する。

 このあたりのことは、シャルフ王から紹介された専門家にも相談して、色々助言ももらっている。
 だいたいの完成図が決まったので、このあとはそれに沿って作っていく予定だ。
 追加の都市開発は、人口がもっと増えてからまた考えよう。

 ちなみに、国土は基本的には王である僕のモノ=国の土地だ。
 国民を迎え入れるため、最初は僕が居住用の家屋を用意するが、今後は移住してきた人たちに土地を貸し出し、必要な建物を建設・売買してもらおうと思っている。

 整地で何も無かった大地だったけど、自然豊かな山と綺麗な植物を取り込んだので、だいぶ見栄えが良くなった。
 ただ、このために切り取られた元の自然の場所――『空間双移転チェンジ・ロケーション』で交換した不毛な地は、その周りの地形とはアンバランスになっちゃっているけどね。
 これに関しては、時間が経てば自然に直ると思う。

 ちなみに、僕たちが毎晩泊まっている『空間裂狭邸館コモド・アルベルゴ』の中はとても快適だった。
 素晴らしい作りの個室が20部屋もあるし、キッチンを兼ねた広い食堂も付いてるので、何1つ不満が無い。
 なので、ずっとエーアストに帰らずにここで作業をしている。



 そんな調子で開発を進めていたある日、思いもよらない訪問者が来た。
 なんと、元クラスメイト――エーアストの神徒たちだ。それが10人ほど……しかも全員女子。
 フリーデンの地下牢で会ったユシーネさんや、『魔眼』のサマンサ、『超能力エスパー』のマズリィンまで居る。
 えっと……何しに来たのかな?

「みんな、『魔王の芽デモンシード』の除去以来だね。そのあと体調はどう? 何か後遺症なんかはないかい?」

「全然平気よ。すっごく元気。これも全部ユーリ君のおかげだわ」

 えっ……ユーリ

「ほんと、ユーリ君がいなかったら、アタシたち今ごろどうなっていたことか……」

 サマンサまでユーリだなんて、いったいみんなどうしちゃったの?
 学校時代は、そんな呼ばれ方なんてしたことなかったのに。

「ユーリ君って、ここに国を作って王様になるんでしょ? すっごーい……もう結構出来上がってきてるのね!」

「あれ、なんで知ってるの? そうだ、そもそもよくこの場所が分かったね?」

「私たちは対魔王軍世代よ。色々と情報は入ってくるわ」

「聞いてビックリしちゃった。でもユーリ君なら、きっといつか王様になると思ってたわ」

「そうそう、学校時代から優秀だったものね」

 いえ、学校時代の僕は正真正銘のゴミでした。

「実はあたし、あの頃からユーリ君のこと気になってたのよね」

「あっ、ずるーいっ、わたしも好きだったよ」

「私もずっとユーリ君を見てたんだから!」

 ちょっとまって、君たち3人はイケメンのカインと付き合ってたでしょ?
 どうなってんのコレ!?

「ユーリ君、あたしたち国作りのお手伝いに来たの! なんでもするから命令して」

 あのマズリィンまでどうしちゃったの?
 何かのイタズラ? 僕をからかってるの?


「アンタたち、学校時代はさんざんユーリのことバカにしてたクセに……!」

「そうよ、今ごろユーリの魅力に気付いたって遅いんだからね」

「痛い目に遭いたくなかったら、今すぐ消え失せたほうがいいことですわよ」

 なんかメジェールたちが凄い殺気を発してるんだけど……。
 彼女たちとは魔王軍とのことでも色々あったし、そのことを聞きながら手伝ってもらっても僕は構わないんだけど?

「い、いいじゃんメジェール、私たちせっかく来たんだから、ちょっとくらいそばに居たって……」

「ダメッ、絶対ダメ! 今すぐ帰らないと、力ずくで叩き帰すわよ」

「ほ、ほら、王様の側室って大勢いるでしょ? あたしたちも是非加えてもらえたら……」

「どうやら殺されたいようですわね」

「お、王女様こわい……」


 メジェールたちほか、アニスさんやネネまで凄まじい殺気を出し始めたので、クラスメイトの女性たちには転移水晶で帰ってもらった。
 こんな遠いところまでわざわざ来てもらったのに、なんか申し訳ない気が……。

「アンタがそんなんだから不幸な女が増えるって言ってるのに、まだ分かんないのっ!」

「あ、はい、すみません……」

 なんかよく分からないけど反省した僕だった。
感想 679

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。

三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎ 長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!? しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。 ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。 といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。 とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない! フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!

ヤンデレ美少女転校生と共に体育倉庫に閉じ込められ、大問題になりましたが『結婚しています!』で乗り切った嘘のような本当の話

桜井正宗@オートスキル第1巻発売中
青春
 ――結婚しています!  それは二人だけの秘密。  高校二年の遙と遥は結婚した。  近年法律が変わり、高校生(十六歳)からでも結婚できるようになっていた。だから、問題はなかった。  キッカケは、体育倉庫に閉じ込められた事件から始まった。校長先生に問い詰められ、とっさに誤魔化した。二人は退学の危機を乗り越える為に本当に結婚することにした。  ワケありヤンデレ美少女転校生の『小桜 遥』と”新婚生活”を開始する――。 *結婚要素あり *ヤンデレ要素あり

戦場帰りの俺が隠居しようとしたら、最強の美少女たちに囲まれて逃げ場がなくなった件

さん
ファンタジー
戦場で命を削り、帝国最強部隊を率いた男――ラル。 数々の激戦を生き抜き、任務を終えた彼は、 今は辺境の地に建てられた静かな屋敷で、 わずかな安寧を求めて暮らしている……はずだった。 彼のそばには、かつて命を懸けて彼を支えた、最強の少女たち。 それぞれの立場で戦い、支え、尽くしてきた――ただ、すべてはラルのために。 今では彼の屋敷に集い、仕え、そして溺愛している。   「ラルさまさえいれば、わたくしは他に何もいりませんわ!」 「ラル様…私だけを見ていてください。誰よりも、ずっとずっと……」 「ねぇラル君、その人の名前……まだ覚えてるの?」 「ラル、そんなに気にしなくていいよ!ミアがいるから大丈夫だよねっ!」   命がけの戦場より、ヒロインたちの“甘くて圧が強い愛情”のほうが数倍キケン!? 順番待ちの寝床争奪戦、過去の恋の追及、圧バトル修羅場―― ラルの平穏な日常は、最強で一途な彼女たちに包囲されて崩壊寸前。   これは―― 【過去の傷を背負い静かに生きようとする男】と 【彼を神のように慕う最強少女たち】が織りなす、 “甘くて逃げ場のない生活”の物語。   ――戦場よりも生き延びるのが難しいのは、愛されすぎる日常だった。 ※表紙のキャラはエリスのイメージ画です。

美人四天王の妹とシテいるけど、僕は学校を卒業するまでモブに徹する、はずだった

ぐうのすけ
恋愛
【カクヨムでラブコメ週間2位】ありがとうございます! 僕【山田集】は高校3年生のモブとして何事もなく高校を卒業するはずだった。でも、義理の妹である【山田芽以】とシテいる現場をお母さんに目撃され、家族会議が開かれた。家族会議の結果隠蔽し、何事も無く高校を卒業する事が決まる。ある時学校の美人四天王の一角である【夏空日葵】に僕と芽以がベッドでシテいる所を目撃されたところからドタバタが始まる。僕の完璧なモブメッキは剥がれ、ヒマリに観察され、他の美人四天王にもメッキを剥され、何かを嗅ぎつけられていく。僕は、平穏無事に学校を卒業できるのだろうか? 『この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません』

クラスメイトの美少女と無人島に流された件

桜井正宗@オートスキル第1巻発売中
青春
 修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。  高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。  どうやら、漂流して流されていたようだった。  帰ろうにも島は『無人島』。  しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。  男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?

男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件

美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…? 最新章の第五章も夕方18時に更新予定です! ☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。 ※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます! ※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。 ※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!

Bグループの少年

櫻井春輝
青春
 クラスや校内で目立つグループをA(目立つ)のグループとして、目立たないグループはC(目立たない)とすれば、その中間のグループはB(普通)となる。そんなカテゴリー分けをした少年はAグループの悪友たちにふりまわされた穏やかとは言いにくい中学校生活と違い、高校生活は穏やかに過ごしたいと考え、高校ではB(普通)グループに入り、その中でも特に目立たないよう存在感を薄く生活し、平穏な一年を過ごす。この平穏を逃すものかと誓う少年だが、ある日、特A(特に目立つ)の美少女を助けたことから変化を始める。少年は地味で平穏な生活を守っていけるのか……?