異世界エルフと結婚します

 俺はモテない。

 なぜか?
 その理由を俺はもう、反吐が出るほど考え尽くした。身をよじって、頭をひねって。最後にたどりついたのは自分自身に対する妥協と、世間への恨みつらみ。「しょせんイケメン以外、何したって」と斜に構えた脳内俺がつぶやいた。
 モテない俺に親愛なる母(dear my mother)は白髪の増えた姿でぼそりと俺につぶやいたんだ。

「ああ、孫が見たいわねえ」

 クール(冷静)に考えて俺に彼女ができる確率は0%。無理難題つきつけるマザー。
 現実逃避と妄想の先に、未来はあるのか。あるいはヤンデレ美少女との未来が待つのか。
 ワンチャン、俺も異世界美少女と結婚したい。
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