魔法の鏡が怪談口調で答えてくる
王妃様は自分の美しさに自信を持っており、毎晩毎晩、魔法の鏡にたずねます。
「鏡よ、鏡よ、鏡さん。世界で一番美しい人はだーれ?」
『それは王妃様。あなたです』
それを聞いて満足するのです。
しかし、その日の鏡はいつもと違っていて──。
「鏡よ、鏡よ、鏡さん。世界で一番美しい人はだーれ?」
『それは王妃様。あなたです』
それを聞いて満足するのです。
しかし、その日の鏡はいつもと違っていて──。