愚か者のアイロニー
奪われた過去は、同じだった。
それなのに、二人の立つ場所は、あまりにも違っていた。
霧の王サイラスと、名を奪われた青年キリク。
これは、主従という形でしか結ばれなかった、
愚か者たちの物語。
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