娼年赤ずきんは暗殺者

 ――とある時代。とある世界。
 ひとつの宗教国家に支配された大陸。

 故郷を失った少年は男娼として働いていた。

 エルフ族の血を引いた少年は、少女と見紛うほどに美しく……しかしそのサファイア色の瞳には、復讐の炎を宿す。

 男娼は仮の姿。
 その正体は暗殺者にして、神聖メアリス教国に滅ぼされた太陽の国の元王子。

 彼は愛する婚約者を取り戻すため、今宵も返り血で赤く衣装を染めるのだった……。



※ この物語は作者の長編作品『強靭不死身の魔獣王 ~美女の愛はノーサンキュー~』の番外編です。
 本編主人公が登場しないIF時間軸の作品となっております。

※ 独立した物語であるため、こちら単品でも楽しめますが、興味があれば本編もどうぞ!
24h.ポイント 0pt
0
小説 222,519 位 / 222,519件 ファンタジー 51,681 位 / 51,681件

あなたにおすすめの小説

婚約破棄をされた悪役令嬢は、すべてを見捨てることにした

アルト
ファンタジー
今から七年前。 婚約者である王太子の都合により、ありもしない罪を着せられ、国外追放に処された一人の令嬢がいた。偽りの悪業の経歴を押し付けられ、人里に彼女の居場所はどこにもなかった。 そして彼女は、『魔の森』と呼ばれる魔窟へと足を踏み入れる。 そして現在。 『魔の森』に住まうとある女性を訪ねてとある集団が彼女の勧誘にと向かっていた。 彼らの正体は女神からの神託を受け、結成された魔王討伐パーティー。神託により指名された最後の一人の勧誘にと足を運んでいたのだが——。

処刑された勇者は二度目の人生で復讐を選ぶ

シロタカズキ
ファンタジー
──勇者は、すべてを裏切られ、処刑された。  だが、彼の魂は復讐の炎と共に蘇る──。 かつて魔王を討ち、人類を救った勇者 レオン・アルヴァレス。 だが、彼を待っていたのは称賛ではなく、 王族・貴族・元仲間たちによる裏切りと処刑だった。 「力が強すぎる」という理由で異端者として断罪され、広場で公開処刑されるレオン。 国民は歓喜し、王は満足げに笑い、かつての仲間たちは目を背ける。 そして、勇者は 死んだ。 ──はずだった。 十年後。 王国は繁栄の影で腐敗し、裏切り者たちは安穏とした日々を送っていた。 しかし、そんな彼らの前に死んだはずの勇者が現れる。 「よくもまあ、のうのうと生きていられたものだな」 これは、英雄ではなくなった男の復讐譚。 彼を裏切った王族、貴族、そしてかつての仲間たちを絶望の淵に叩き落とすための第二の人生が、いま始まる──。

私が死んで満足ですか?

マチバリ
恋愛
王太子に婚約破棄を告げられた伯爵令嬢ロロナが死んだ。 ある者は面倒な婚約破棄の手続きをせずに済んだと安堵し、ある者はずっと欲しかった物が手に入ると喜んだ。 全てが上手くおさまると思っていた彼らだったが、ロロナの死が与えた影響はあまりに大きかった。 書籍化にともない本編を引き下げいたしました

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

ゴミの山から拾ったのはバグった物だった。バグった物と従魔とのんびりダンジョンを巡る旅をします

瑠璃垣玲緒
ファンタジー
常設依頼でダンジョン内のゴミの山のゴミ拾いで生計を立てていた少女は、自衛のため少年の様な姿に偽っていた。  ゴミの山の中で拾ったぼろぼろの鞄はアイテム鞄で、所有者制限付きで処分出来ない物だった。  他の者が手に取った時はただのボロ鞄だったが、適合者が手にした時に真価を発揮する古のアーティファクトで、しかもダンジョンに取り込まれ再編された時にバグって特殊機能が付加していた。  それは有機物は入らないはずのマジックバックなのに、ダンジョン内の魔物や魔獣が入ってしまうというとんでもないバグだった。  バグった内容を知らずに普通のバックとして使用していたが、ある条件を満たしたため更にとんでもないバグ機能が発動した。  そしてその事が新たなバグった物を見つける様になった。  瀕死の魔獣を鞄に入れてから生活が一変する。テイマーとして生きていけるようになり、それでも死骸の解体は出来ても戦闘は出来ない少女は、拾い集めた物で生計を立てて生きていく。 前半説明多めです 女性向けに従魔もデフォルメしたり、オリジナル魔物や魔獣が出る? ストック分までは1日置きの投稿です ※従魔の種族アイデアや設定の一部をGoogleAI生成を使用

私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。

MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。

クリアランス・ゼロ 〜無能ポーターとして見捨てられた俺、誤射の心配が消えたので相棒(戦術AI)とダンジョンを更地にする〜

ぱすた屋さん
ファンタジー
「射線クリア。――これより、一方的な駆除(サニタイズ)を開始する」 現代から現代っぽいファンタジー世界へ転生した男、一条誠。 彼が授かった唯一のスキルは、脳内の戦術AI『アイリス』の導きにより、 圧倒的火力の【現代兵器】を顕現させる異能だった。 しかし、魔法が万能とされるこの世界で、彼の力は理解不能な「無能」と見なされる。 一条は正体を隠し、傲慢なS級配信者パーティの荷物持ち(ポーター)として、 日当を稼ぐだけの冴えない日々を送っていた。 「生存確率12%。マスター、ここが年貢の納め時ですね」 「……あぁ、そうらしいな」 ある日、ボスの範囲攻撃によりS級パーティはパニックに陥り、 一条を「囮」として見捨てて逃亡してしまう。 一人深層に残された一条。だが、彼の瞳に絶望の色はなかった。 仲間(盾)がいなくなったことで、ようやく『交戦規定(ROE)』は解除された。 目の前に広がるのは、邪魔な味方が一人もいない、完璧な射線(クリアランス)。 「アイリス、真名解放。――A-10・30mmガトリングを展開しろ」 轟音と共に、ファンタジーの常識を更地(クリア)にする「鋼鉄の嵐」が吹き荒れる! しかし一条は気づいていなかった。 逃げたパーティが置き去りにした配信カメラが、 その圧倒的な殲滅劇を全世界へ生中継していたことに……。 翌朝、正体不明の破壊神『ネームレス』としてネットは空前の大熱狂。 当の本人は、目立ちたくない一心で「底辺パーティ」へ変装して潜り込むが、 その隠しきれない火力と戦術AIの知能は、さらなる波乱を呼び起こしていく――。 ミリタリー×ファンタジーの決定版、ここに開幕!

悪役令嬢のお父様

ばぅ
恋愛
卒業パーティーで婚約破棄。 しかし、その断罪劇に現れたのは、悪役令嬢ではなく父親である筆頭公爵。 家と家、そして王位継承まで絡む婚約を、子供だけで勝手に壊せるわけがない。 「家の話であれば、私を通していただこうか」 その一言で、恋に酔った王太子の“物語”は終わりを告げて――!? これは、婚約破棄を現実でやってしまった愚かな王太子に、大人たちが正論を叩き込むお話。