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番外編
*結婚式のその後は 2
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*長いうえに温いエロです
最初に貪るような口づけを交わした後の彼の手はとても優しかった。
唇を割り、舌を絡めて息さえも飲み込むほど口内を貪りつくされて既に息の上がった僕。彼はその情けない姿でさえ愛おしむように笑い、顔中にキスの雨を降らせる。その心地好さに身を任せているうちにいつの間にやら纏った夜着は下着ごと取り払われて全身を曝け出していた。
「ひえ、ちょ、待ってくださ」
「待たぬよ。遠慮はしないと申しました」
「うぐ……」
真っ裸にされて全身を羽が擽るような柔らかさで彼の手が触れる。くすぐったいような、背筋がぞわぞわするような感覚に身を震わせれば慰めるようにキスがくる。肝心なところには触れないまま彼の大きくて硬い掌が首筋を、胸を、腹を擽り、離れたと思ったら踝から太腿までをゆっくりと撫でる。そのうち唇も同じように体をなぞり始めて僕は成す術もなくただ彼に翻弄されていた。
「コンラッド様……ふ、んんっ、くすぐったい」
「それだけですかな?」
「んっ」
「それだけでもないようだ」
ペリドットの瞳を欲望に燃やしながらそれでも彼は僕の反応を窺っている。僕が恐れないように、僕を傷つけないように、慎重に触れているようだった。
その優しさが嬉しい。でも、もどかしい。腰のあたりがムズムズして無意識に揺らしてしまう。もっと思いっきり触ってほしくて僕は口元を押さえていた手を離して両腕を彼の方へと差し伸べた。
「コンラッド様」
「うん?」
太腿にキスをしていたコンラッド様が応えるように体を伸ばしてくる。その頭を掻き抱いて、がぶりと唇に噛みついた。
「ん、ふぁ……あ」
彼の口内に舌をねじ込んで、驚いたように引っ込んだ舌に絡める。官能を呼び起こすキスの仕方を教えたのは彼だ。その彼の欲望を引き摺りだそうと口付けながら片足を彼の腰に絡めて引き寄せた。実際はびくともしなかったけれど、僕の意図は伝わったはずだ。その証拠に彼は悪い顔をして笑っている。
「悪戯な足だ」
「意地悪をするあなたが悪いんですよ」
「ほう、意地悪?そのようなつもりはありませんでしたが……刺激が足りませんでしたかな?」
唇を尖らせて言えばその唇に啄むように口づけながら彼は笑う。絡めた足を固い掌がゆっくりとなぞり、緩く反応を示している僕のものを包み込んだ。
「あっ」
待ち望んでいた刺激にびくりと足が跳ねる。コンラッド様は満足げに笑いながら頤に口付けて、握り込んだ僕のものを刺激する。ただ上下に擦られるだけの動きでも彼に触れられていると思うと効果は覿面で、あっという間に勃ち上がり先端から先走りを零し始めた。
「痛くはありませんかな?」
「ん、んん。だいじょうぶです……気持ちいい」
恥ずかしいけれど、こういう時は素直な言葉を口にした方がいいと誰かが言っていた。それを褒めるようにコンラッド様は額にキスをして更に激しく追い立てる。自分で触れた時とは全く違う感覚。息が浅く短くなって全身が熱く熱ってびくびくと震えてしまう。
僕は今凄く気持ちがいい。でもコンラッド様は?僕は身を任せるばかりで彼に何もできていない。
「はっ、う……ぼくばっかりは、ダメです……コンラッド様も」
「大丈夫ですよ。あなたに触れるだけで私も心地いいのです。だから、もっと私に身を委ねて」
「あ、ほ、本当に?」
「ええ。確かめてみますか?」
「んえ?……あっ」
彼の腕を掴んでいた手を解かれて未だ夜着に包まれたままの下半身に導かれる。触れたそこは布越しでもわかるくらいに硬く熱くなっていて、驚いて目を瞬かせた。
「僕を、触っただけなのにこんな」
「愛する方を己の手で快楽へ導けるのです。こうなるのも当然のこと」
「愛する……なら、僕も」
布越しに触れる彼のものを刺激するように揉めばびくりと彼の肩が震える。手の中のものも一気に硬度が増した気がして、いい気になった僕は大胆にも下着の中に手を突っ込み直接彼のものに触れた。
触っただけでわかる、自分の物とは違うずっしりとした重量感と大きさ。想像通り凶器サイズっぽいそれを躊躇なく握り込み刺激する。
「こら、ヴィンセント殿」
「だって、一緒の方がいい……です」
自然と潤んだ目で見上げるとコンラッド様は息を呑む。はしたないだろうか。でもこれが僕の素直な気持ちだ。どうせなら一緒に気持ちよくなりたい。そう思ってじっと見つめているとコンラッド様は僕の前髪を後ろに撫でつけて額に口づけた。
「ええ、そうですな。その通りです。では一度、このまま」
「は、ぃ……うぁ!ああっ」
お互いのものを握り込んで撫で擦り絶頂へと導く。彼が眉を顰めて小さく呻く姿を見るだけで頭がくらくらしてきて、ぼうっとする頭で快楽に没頭する。僕も彼も、体への刺激と視覚からの刺激でどんどん昇りつめていった。
「あ、も……イっ」
「っ……!」
殆ど同時にお互いの手の中に欲望を吐き出す。開放感に熱い吐息を吐いているとコンラッド様と目が合って、冷めやらぬ熱を宿したままの瞳に吸い込まれるように顔を寄せた。
自然と重なり合う唇。何度もキスをしながらベタベタの手を拭われて綺麗にされる。さすがにこのままの手であっちこっち触るわけにもいかないのでされるがままだ。体はぽかぽか温かくて心地好い疲労感に包まれている。ともすればこのまま眠ってしまいそうな……
最初に貪るような口づけを交わした後の彼の手はとても優しかった。
唇を割り、舌を絡めて息さえも飲み込むほど口内を貪りつくされて既に息の上がった僕。彼はその情けない姿でさえ愛おしむように笑い、顔中にキスの雨を降らせる。その心地好さに身を任せているうちにいつの間にやら纏った夜着は下着ごと取り払われて全身を曝け出していた。
「ひえ、ちょ、待ってくださ」
「待たぬよ。遠慮はしないと申しました」
「うぐ……」
真っ裸にされて全身を羽が擽るような柔らかさで彼の手が触れる。くすぐったいような、背筋がぞわぞわするような感覚に身を震わせれば慰めるようにキスがくる。肝心なところには触れないまま彼の大きくて硬い掌が首筋を、胸を、腹を擽り、離れたと思ったら踝から太腿までをゆっくりと撫でる。そのうち唇も同じように体をなぞり始めて僕は成す術もなくただ彼に翻弄されていた。
「コンラッド様……ふ、んんっ、くすぐったい」
「それだけですかな?」
「んっ」
「それだけでもないようだ」
ペリドットの瞳を欲望に燃やしながらそれでも彼は僕の反応を窺っている。僕が恐れないように、僕を傷つけないように、慎重に触れているようだった。
その優しさが嬉しい。でも、もどかしい。腰のあたりがムズムズして無意識に揺らしてしまう。もっと思いっきり触ってほしくて僕は口元を押さえていた手を離して両腕を彼の方へと差し伸べた。
「コンラッド様」
「うん?」
太腿にキスをしていたコンラッド様が応えるように体を伸ばしてくる。その頭を掻き抱いて、がぶりと唇に噛みついた。
「ん、ふぁ……あ」
彼の口内に舌をねじ込んで、驚いたように引っ込んだ舌に絡める。官能を呼び起こすキスの仕方を教えたのは彼だ。その彼の欲望を引き摺りだそうと口付けながら片足を彼の腰に絡めて引き寄せた。実際はびくともしなかったけれど、僕の意図は伝わったはずだ。その証拠に彼は悪い顔をして笑っている。
「悪戯な足だ」
「意地悪をするあなたが悪いんですよ」
「ほう、意地悪?そのようなつもりはありませんでしたが……刺激が足りませんでしたかな?」
唇を尖らせて言えばその唇に啄むように口づけながら彼は笑う。絡めた足を固い掌がゆっくりとなぞり、緩く反応を示している僕のものを包み込んだ。
「あっ」
待ち望んでいた刺激にびくりと足が跳ねる。コンラッド様は満足げに笑いながら頤に口付けて、握り込んだ僕のものを刺激する。ただ上下に擦られるだけの動きでも彼に触れられていると思うと効果は覿面で、あっという間に勃ち上がり先端から先走りを零し始めた。
「痛くはありませんかな?」
「ん、んん。だいじょうぶです……気持ちいい」
恥ずかしいけれど、こういう時は素直な言葉を口にした方がいいと誰かが言っていた。それを褒めるようにコンラッド様は額にキスをして更に激しく追い立てる。自分で触れた時とは全く違う感覚。息が浅く短くなって全身が熱く熱ってびくびくと震えてしまう。
僕は今凄く気持ちがいい。でもコンラッド様は?僕は身を任せるばかりで彼に何もできていない。
「はっ、う……ぼくばっかりは、ダメです……コンラッド様も」
「大丈夫ですよ。あなたに触れるだけで私も心地いいのです。だから、もっと私に身を委ねて」
「あ、ほ、本当に?」
「ええ。確かめてみますか?」
「んえ?……あっ」
彼の腕を掴んでいた手を解かれて未だ夜着に包まれたままの下半身に導かれる。触れたそこは布越しでもわかるくらいに硬く熱くなっていて、驚いて目を瞬かせた。
「僕を、触っただけなのにこんな」
「愛する方を己の手で快楽へ導けるのです。こうなるのも当然のこと」
「愛する……なら、僕も」
布越しに触れる彼のものを刺激するように揉めばびくりと彼の肩が震える。手の中のものも一気に硬度が増した気がして、いい気になった僕は大胆にも下着の中に手を突っ込み直接彼のものに触れた。
触っただけでわかる、自分の物とは違うずっしりとした重量感と大きさ。想像通り凶器サイズっぽいそれを躊躇なく握り込み刺激する。
「こら、ヴィンセント殿」
「だって、一緒の方がいい……です」
自然と潤んだ目で見上げるとコンラッド様は息を呑む。はしたないだろうか。でもこれが僕の素直な気持ちだ。どうせなら一緒に気持ちよくなりたい。そう思ってじっと見つめているとコンラッド様は僕の前髪を後ろに撫でつけて額に口づけた。
「ええ、そうですな。その通りです。では一度、このまま」
「は、ぃ……うぁ!ああっ」
お互いのものを握り込んで撫で擦り絶頂へと導く。彼が眉を顰めて小さく呻く姿を見るだけで頭がくらくらしてきて、ぼうっとする頭で快楽に没頭する。僕も彼も、体への刺激と視覚からの刺激でどんどん昇りつめていった。
「あ、も……イっ」
「っ……!」
殆ど同時にお互いの手の中に欲望を吐き出す。開放感に熱い吐息を吐いているとコンラッド様と目が合って、冷めやらぬ熱を宿したままの瞳に吸い込まれるように顔を寄せた。
自然と重なり合う唇。何度もキスをしながらベタベタの手を拭われて綺麗にされる。さすがにこのままの手であっちこっち触るわけにもいかないのでされるがままだ。体はぽかぽか温かくて心地好い疲労感に包まれている。ともすればこのまま眠ってしまいそうな……
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