茅 ~日本最古の狙撃兵~

戦国時代、鉄砲による精密射撃を得意とする茅(かや)という名の娘が存在した。

驚異的な視力と精神力を持つ彼女は、本来狙撃には向かないとされる火縄銃を巧みに操り、憎むべき侍の大将を狙い続けていた。

そんな茅の前に現れたのは、とある大名の家臣、山岸六兵衛。

彼女の素養を誰よりも早く見抜いた六兵衛は茅にとある仕事を依頼する。

待ち受ける敵は憎むべき侍か、茅の才能を妬む暗殺者か。
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