銀の剣と青磁の盾
自分の胸に抱かれ、ピクリとも動かぬ愛しい人の体を抱きしめながら冷たい涙を流し続けた。何故、この人がこんな目に合わなければならなかったのか。何故、この人は人を恨むことを知らないのか。目の前の惨劇に呆然と立ち尽くしている皇太子を睨みながら、カエルム帝国騎士団長タナトス・シルバーは立ち上がった。
目の前に広がる崩壊された町。聞こえてくる人々の悲鳴。自分の不甲斐なさを痛感しながらも、に心の中で守れなかった人々に何度も、何度も謝罪を繰り返した。こんな事になるならもっと自分から行動すればよかったと、今は亡きヒロント王国第二王子イリウス・フィーシトラは今更ながら後悔をしていた。
そんな2人の元に、街に今も攻撃を続ける魔法使いが降り立った。二人はすぐに剣を抜き戦闘態勢をとるも、相手の繰り出した魔法による光に包み込まれた。気が付くと2人は別々の場所で目が覚めて、一人は懐かしい場所で、もう一人は住み慣れた場所で、もう一度同じ人生を歩むことになる。これは、国をかけた物語である。
目の前に広がる崩壊された町。聞こえてくる人々の悲鳴。自分の不甲斐なさを痛感しながらも、に心の中で守れなかった人々に何度も、何度も謝罪を繰り返した。こんな事になるならもっと自分から行動すればよかったと、今は亡きヒロント王国第二王子イリウス・フィーシトラは今更ながら後悔をしていた。
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・執筆時間空けてしまった間に途中過程が気に食わなくなったので、設定などを少し変えて改稿しています。