魅了のピンクブロンド泥棒猫だって、本物の恋がしたい
「――公爵令嬢、お前との婚約を破棄する!」
夜会で叫び出す王太子、彼の言葉に目を剥く公爵令嬢。
王太子の傍で彼らの様子を見つめるピンクブロンドの少女は、内心でほくそ笑んでいた。
(今回もうまくいったわ)
魅了の魔法でターゲットを虜にし、婚約破棄させる。それがピンクブロンド泥棒猫たる彼女の役目だ。かき乱すだけかき乱しておいて煙のように消えるまさに嵐。
そんな彼女は今日も、新たなターゲットを魅了すべく聖王国という国のとある学園へ潜り込む。そしていつものように順調にホイホイ男たちを魅了していたのだが、とある男だけが思い通りにならず……。
そこから始まるピンクブロンド泥棒猫と男の戦い。それはいつの間にか恋へと変わっていくのだった。
※ハッピーエンドです。
※この作品は小説家になろうにも掲載しています。
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