好きすぎます!※殿下ではなく、殿下の騎獣が

「ずっと……お慕い申し上げておりました」

エヴェリーナは伯爵令嬢でありながら、飛空騎士団の騎獣世話係を目指す。たとえ思いが叶わずとも、大好きな相手の側にいるために。
けれど騎士団長であり王弟でもあるジェラルドは、自他ともに認める女嫌い。エヴェリーナの告白を冷たく切り捨てる。

「エヴェリーナ嬢。あいにくだが」
「心よりお慕いしております。大好きなのです。殿下の騎獣──……ライオネル様のことが!」

──エヴェリーナのお目当ては、ジェラルドではなく獅子の騎獣ライオネルだったのだ。
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