532 / 555
31.私の進むべき道
1
しおりを挟む
私は、進路について、、頭の片隅では考えていたけど、正直真面目には考えてはいなかった。
高校選びは同じ中学の人がいない学校で、頭のいい人が集まる学校なら私がいても目立たないし馴染めるかと思ったから……で
決して“○○大学に行きたいから、○○大学の進学率の高い高校を選びました”的な理由なんかじゃない。
高校卒業後って、人生の大きな分かれ道だと思うんだ。
高校卒業したら働く人もいる。
つまり、親の庇護の下を離れて大人になる。
進学する人も、将来に向けて勉強する訳で、、
特に専門学校を選ぶ人は、その分野で将来働きたいから行くんでしょ?
私の将来…………就きたい職業は、、、
「………そう考えたらね、、全く何も浮かばなかったの」
放課後になぜか六人……
ひなちゃん・遥加ちゃん・カレンちゃんに加えて
誠くんとケイくんと私の六人で、ファミレスにやって来た。
今日の私が全体的にヤバいから話を聞くって流れでファミレスに来て
進学について本当に白紙だって事を熱く語ったら、みんなポカーンとしちゃってた。
「ないの!?小さい頃の夢とか!」
カレンちゃんはハッとしてから勢いよく聞いてきた……けど、、小さい頃の夢?
パパが亡くなってからは目立たず静かに邪魔にならないように……ばかり考えていたからなぁ、、
「夢も希望もない根暗だったからなぁ、、、
だから、特には……ない」
「マジか………マジか……」
カレンちゃんは相当驚いたのかそれしか言葉が出てこなかった。
「みんなはもう決めているの?
進路というか、将来なにになりたいか?」
みんなの顔を見渡しながら聞いてみた。
「あたしは決まってるよぉ!」
一番に声を上げたのは、遥加ちゃん。
みんなが注目する中、遥加ちゃんはニコッて笑った。
高校選びは同じ中学の人がいない学校で、頭のいい人が集まる学校なら私がいても目立たないし馴染めるかと思ったから……で
決して“○○大学に行きたいから、○○大学の進学率の高い高校を選びました”的な理由なんかじゃない。
高校卒業後って、人生の大きな分かれ道だと思うんだ。
高校卒業したら働く人もいる。
つまり、親の庇護の下を離れて大人になる。
進学する人も、将来に向けて勉強する訳で、、
特に専門学校を選ぶ人は、その分野で将来働きたいから行くんでしょ?
私の将来…………就きたい職業は、、、
「………そう考えたらね、、全く何も浮かばなかったの」
放課後になぜか六人……
ひなちゃん・遥加ちゃん・カレンちゃんに加えて
誠くんとケイくんと私の六人で、ファミレスにやって来た。
今日の私が全体的にヤバいから話を聞くって流れでファミレスに来て
進学について本当に白紙だって事を熱く語ったら、みんなポカーンとしちゃってた。
「ないの!?小さい頃の夢とか!」
カレンちゃんはハッとしてから勢いよく聞いてきた……けど、、小さい頃の夢?
パパが亡くなってからは目立たず静かに邪魔にならないように……ばかり考えていたからなぁ、、
「夢も希望もない根暗だったからなぁ、、、
だから、特には……ない」
「マジか………マジか……」
カレンちゃんは相当驚いたのかそれしか言葉が出てこなかった。
「みんなはもう決めているの?
進路というか、将来なにになりたいか?」
みんなの顔を見渡しながら聞いてみた。
「あたしは決まってるよぉ!」
一番に声を上げたのは、遥加ちゃん。
みんなが注目する中、遥加ちゃんはニコッて笑った。
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
137
1 / 5
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる