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91~100話
96d、私は自分の体型をわかっていない2 ※
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「んんっ……」
ガルが、心を預けた大好きなガルが、私のために怒ってくれた。
奴隷商館の憂いも晴れて連日の多忙も終わり、また一緒にいられて、たくさん抱きしめてもらえる。
言葉にならないほどの幸福感が身体を満たしていく。
私は重い腕を持ち上げて、なんとかガルの胸にしがみついた。
「ガルさま、すき……、すきっ、ん、あぁ……っ!」
途端に律動が勢いを増し、淡く散っていた快感が鮮烈に身体中で弾ける。
「っ、マヤ、愛している、マヤ……」
深い突き上げに反らした首を、べろりと熱い舌が辿った。
情熱的にもたらされた愛の言葉がじゅわりと心に染み込んで、否応なしに官能を高める。
「あぁっ! やっ、あっ、あぁっ!」
ガルの荒い息遣いが耳を侵す。
大切そうにぎゅうと抱きしめられながら、壊れそうなほどに激しく腰を打ち付けられる。
ガルに与えられる熱の、すべてが愛おしくて。
「んっ、もぉっ、あっ、……っ———あああぁぁっっ!!」
「っく、マヤ……っ」
ぐっとのけ反ったお腹の奥に、ぶわりと熱が広がっていくのを感じる。
そうして私は、何度目かわからない絶頂の波に意識ごと飲み込まれたのだった。
ガルが、心を預けた大好きなガルが、私のために怒ってくれた。
奴隷商館の憂いも晴れて連日の多忙も終わり、また一緒にいられて、たくさん抱きしめてもらえる。
言葉にならないほどの幸福感が身体を満たしていく。
私は重い腕を持ち上げて、なんとかガルの胸にしがみついた。
「ガルさま、すき……、すきっ、ん、あぁ……っ!」
途端に律動が勢いを増し、淡く散っていた快感が鮮烈に身体中で弾ける。
「っ、マヤ、愛している、マヤ……」
深い突き上げに反らした首を、べろりと熱い舌が辿った。
情熱的にもたらされた愛の言葉がじゅわりと心に染み込んで、否応なしに官能を高める。
「あぁっ! やっ、あっ、あぁっ!」
ガルの荒い息遣いが耳を侵す。
大切そうにぎゅうと抱きしめられながら、壊れそうなほどに激しく腰を打ち付けられる。
ガルに与えられる熱の、すべてが愛おしくて。
「んっ、もぉっ、あっ、……っ———あああぁぁっっ!!」
「っく、マヤ……っ」
ぐっとのけ反ったお腹の奥に、ぶわりと熱が広がっていくのを感じる。
そうして私は、何度目かわからない絶頂の波に意識ごと飲み込まれたのだった。
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