殺戮人形のわたしが敵国の黒騎士様の最愛になるまでの話
生きる意味を失ったティアナは敵国の騎士である漆黒の鎧に身を包んだ男の前に立っていた。
いつもは、遠距離らか見ていた黒騎士は、何故か慌てたような空気を放ちつつもティアナの行動に無意識に反応し長剣を振り下ろすのだ。
敵国の騎士の手によって命を落とす。ティアナが戦争で犯した罪の贖罪には足りないが、少しは黒騎士の溜飲も下がるだろう。
そんなことを考える余裕すらなく、ティアナの意識は黒く埋め尽くされた。
しかし、ティアナは死ぬことを許されなかった。
気が付くと、見たことも無い豪華な部屋のベッドに寝かされていたのだ。
戦争で顔を合わせること二年。
黒騎士の甲冑の下の素顔を見たティアナは、一目見て動揺のあまり黒騎士の真意を完全に見誤っていた。
「……なぜ殺さなかったのですか?」
「…………」
「っ?!」
(まさか……、奴隷にでもする気……)
「分かりました……。貴方に従います」
(今まで戦争だとは言え、酷いことをしてきたからね。死んで楽になんてさせてはくれないわよね……)
「まずは、肉を付けろ。君は瘦せすぎだ」
「…………っ!?」
(うなぁっ!! つつつっまり…………そう言うことなの? これって、所謂クッコロ展開? の派生ってことなの?)
「どうした?」
(くぅうぅ…………。顔がいい!! 顔面が強い!! 強すぎなのよ!! どストライクのお顔なのよ!!)
これは、戦争の道具にされた少女ティアナが敵国の英雄である青年の最愛になるまでの物語。
いつもは、遠距離らか見ていた黒騎士は、何故か慌てたような空気を放ちつつもティアナの行動に無意識に反応し長剣を振り下ろすのだ。
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そんなことを考える余裕すらなく、ティアナの意識は黒く埋め尽くされた。
しかし、ティアナは死ぬことを許されなかった。
気が付くと、見たことも無い豪華な部屋のベッドに寝かされていたのだ。
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「…………っ!?」
(うなぁっ!! つつつっまり…………そう言うことなの? これって、所謂クッコロ展開? の派生ってことなの?)
「どうした?」
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