王太子に婚約破棄された私は魔族に嫁がされました。

私は我が儘な王太子をずっと支えてきたクレスウエル公爵家の長女、アリアナ。私が王太子の婚約者に選ばれたのはわずか七歳の時だった。それ以来、怠け者の彼の代わりに多くの勉強をさせられ、王太子の彼がするべき政務も代わりに私が代わってやってきた。

結婚式がひと月後に迫ったある日、私は妹と王太子の裏切りにあう。身に覚えのない罪をきせられたのよ。その頃、私たち人間と魔族は敵対関係にあった。けれど、魔王は私たちと平和な関係を築こうとしたようだ。私たち人間に「不思議な果物」を贈ってきたのよ。

私は毒味役をさせられ、それは美しさを増す効果がある実であることが判明する。それがもっと欲しくなった王太子と妹は、私を「友好的関係を築く証」として、魔王のもとに嫁がせるという案を国王陛下に進言した。嫁いだ先の魔族たちはとても冷たくて･･････

これは、婚約者と妹に裏切られ婚約破棄された私が、魔王の元に嫁がされたお話です。

※ゆるふわ設定ご都合主義です。
※作者独自の世界。
※見直しているつもりでも、誤字脱字がかなりあります(..;)。教えていただけると助かります。
※書いているなかで、タグの追加・変更があり得ますが、ハッピーエンド保証。