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【黒の創造召喚師 ―Closs over the world―】
第038話 師匠、大学へ行きたいと仰る(当日に)③
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白桜大学は首都圏の受験生ならば一度は「入学してみたい」と思う大学の一つとして名前が挙がるほどに有名な教育機関だ。
首都圏にある私大のうち、国公立の大学と遜色のない教授陣に研究施設を有する大学としても定評があり、毎年多くの卒業生が名の知れた大手企業や省庁を始めとする国家機関へ就職を果たしている。
「お、おい。アレ……」
「凄えな……」
「あ、あんな綺麗な人、この大学にいたっけ?」
「いや……俺、毎日来てるけど、あんな綺麗な人は見たことが無いぞ? というか、学内にいたらすぐに広まるだろ」
門を潜り、大学の敷地内に入ったリリアは、辺りを見回しながら先導するツグナの後ろを歩いていく。車がすれ違えるほどの幅がある道の両脇には、見上げるほどに高い桜の木が沿うように植えられている。
残念ながら見頃となる時期は過ぎてしまってはいるものの、その新緑の瑞々しさを宿した葉と風に揺られて囁くように聞こえるざわめきは、日頃の張り詰めた緊張をふっと緩めてくれる。
「なかなかいい場所だな。この並木道を歩いていると、まるで森の中を歩いているように思える」
「ソウデスネー」
ややゲッソリとした様子のツグナは、紡がれたリリアの言葉に、おざなりな返事しかできない。その理由は先ほどから身体に突き刺さる視線にある。
(う、嘘だろ? 何なんだアレ……家にいる時とは全然違うじゃねぇか)
口から突いて出そうになった言葉を心の中に吐き出し、代わりにその目を後ろからついてくるリリアに向ける。
よそ行きということもあってか、今の彼女は黒に近い濃紺のジャケットに、そのしなやかな身体の曲線に合わせたタイトスカート姿だ。地球に来てすぐに買い揃えた、いわば間に合わせの装いではあるものの、その気品に満ちた足運びは、さながら外国に住むセレブを思わせる。
加えてその整った顔立ちにプロポーションの良さもあり、両脇の道にいる学生からは「何かの撮影かな?」といったセリフも聞こえるほどだ。
彼女が身につけている服は、ブランド物の服というわけではないのだが。
普段のリリアを知るツグナにとって、道行く人を異性・同性関係なく虜にする彼女に対し、「これが「女性は化ける』ということなのか……」などと場違いな感想を抱いてしまうのは仕方がないことと言えるだろう。
そんなこんなで針の筵にいる居心地を存分に味わったツグナは、リリアを指定された会場へ案内する役目を無事に終えると、何とも言えない解放感に満たされた気分で足取り軽く建物を出た。
時刻は既に一限の始業時間を過ぎていたが、リリアを招待した教授から「事情を鑑みて遅刻扱いにはしないように取り計らう」と便宜を図られている。
(さて……中途半端な時間になっちまったな。どうやって時間を潰すかな)
一限の授業中に教室に入るのは、どうしても居辛さを感じる。折角「遅刻扱いにはしない」と言われているのなら、二限から出ようとツグナは決めていた。しかしながら、一限の終了までは少なくとも後30分以上ある。
この際だから大学の生協にでも寄ってみようか……と考えていたその時、
(――っ!? オイオイ、嘘だろ? コイツは……)
ツグナの意識に、見覚えのある存在が「感知」された。
ツグナの持つ「気配感知」のスキルが、その存在を捉えたのは本当に偶然の出来事であった。彼の感知スキルは、今や優に半径20キロまでに及び、ターミナル駅の雑踏の中でも特定の人物を感知することができる精度を持つ。
そのスキルの網に今回引っかかったのは、身近にいるリリアやソアラたちの気配ではない。
それは――
(……魔物か! クソッ! ここは異世界じゃねぇんだぞ!)
舌打ちしたい思いを呑み込み、ツグナは素早く感知スキルでおおよその距離と対象の大きさを把握する。
(距離はここからおよそ12キロ先の山の中を移動してるみたいだな。そして対象は……オーガ、か? その後ろに数人……この魔物を追ってると見て間違いなさそうだな)
標的の詳細を把握しようとしたツグナは、その相手から感じ取った気配にわずかながらの違和感を覚えた。
(……うん? 何だ? 間違いなく魔物の気配はする。が……魔力反応が弱い)
眉間に皺を寄せながら、ツグナは過去に遭遇した同種の魔物から感じ取った特徴と脳内で比較する。
(あぁ、クソッ! ここで手をこまねいていても埒があかねぇ。とりあえず、現場に向かう、か!)
いくら反応が弱いとはいえ、魔物は魔物だ。その危険度は大人の熊や狼、ライオンといった猛獣と比しても格段に高いことは間違いがない。現在は人目を避けるように山の中を移動しているが、いつ街に出るか分からない。仮に街に出てしまえば、そこは下手なスプラッタ映画を遥かに超える地獄絵図が待っているだろう。
「……よし!」
ツグナは敷地内の人目のつかない細い路地に入ると、魔闘技を発動させて対象のいるポイントへ急行するのだった。
首都圏にある私大のうち、国公立の大学と遜色のない教授陣に研究施設を有する大学としても定評があり、毎年多くの卒業生が名の知れた大手企業や省庁を始めとする国家機関へ就職を果たしている。
「お、おい。アレ……」
「凄えな……」
「あ、あんな綺麗な人、この大学にいたっけ?」
「いや……俺、毎日来てるけど、あんな綺麗な人は見たことが無いぞ? というか、学内にいたらすぐに広まるだろ」
門を潜り、大学の敷地内に入ったリリアは、辺りを見回しながら先導するツグナの後ろを歩いていく。車がすれ違えるほどの幅がある道の両脇には、見上げるほどに高い桜の木が沿うように植えられている。
残念ながら見頃となる時期は過ぎてしまってはいるものの、その新緑の瑞々しさを宿した葉と風に揺られて囁くように聞こえるざわめきは、日頃の張り詰めた緊張をふっと緩めてくれる。
「なかなかいい場所だな。この並木道を歩いていると、まるで森の中を歩いているように思える」
「ソウデスネー」
ややゲッソリとした様子のツグナは、紡がれたリリアの言葉に、おざなりな返事しかできない。その理由は先ほどから身体に突き刺さる視線にある。
(う、嘘だろ? 何なんだアレ……家にいる時とは全然違うじゃねぇか)
口から突いて出そうになった言葉を心の中に吐き出し、代わりにその目を後ろからついてくるリリアに向ける。
よそ行きということもあってか、今の彼女は黒に近い濃紺のジャケットに、そのしなやかな身体の曲線に合わせたタイトスカート姿だ。地球に来てすぐに買い揃えた、いわば間に合わせの装いではあるものの、その気品に満ちた足運びは、さながら外国に住むセレブを思わせる。
加えてその整った顔立ちにプロポーションの良さもあり、両脇の道にいる学生からは「何かの撮影かな?」といったセリフも聞こえるほどだ。
彼女が身につけている服は、ブランド物の服というわけではないのだが。
普段のリリアを知るツグナにとって、道行く人を異性・同性関係なく虜にする彼女に対し、「これが「女性は化ける』ということなのか……」などと場違いな感想を抱いてしまうのは仕方がないことと言えるだろう。
そんなこんなで針の筵にいる居心地を存分に味わったツグナは、リリアを指定された会場へ案内する役目を無事に終えると、何とも言えない解放感に満たされた気分で足取り軽く建物を出た。
時刻は既に一限の始業時間を過ぎていたが、リリアを招待した教授から「事情を鑑みて遅刻扱いにはしないように取り計らう」と便宜を図られている。
(さて……中途半端な時間になっちまったな。どうやって時間を潰すかな)
一限の授業中に教室に入るのは、どうしても居辛さを感じる。折角「遅刻扱いにはしない」と言われているのなら、二限から出ようとツグナは決めていた。しかしながら、一限の終了までは少なくとも後30分以上ある。
この際だから大学の生協にでも寄ってみようか……と考えていたその時、
(――っ!? オイオイ、嘘だろ? コイツは……)
ツグナの意識に、見覚えのある存在が「感知」された。
ツグナの持つ「気配感知」のスキルが、その存在を捉えたのは本当に偶然の出来事であった。彼の感知スキルは、今や優に半径20キロまでに及び、ターミナル駅の雑踏の中でも特定の人物を感知することができる精度を持つ。
そのスキルの網に今回引っかかったのは、身近にいるリリアやソアラたちの気配ではない。
それは――
(……魔物か! クソッ! ここは異世界じゃねぇんだぞ!)
舌打ちしたい思いを呑み込み、ツグナは素早く感知スキルでおおよその距離と対象の大きさを把握する。
(距離はここからおよそ12キロ先の山の中を移動してるみたいだな。そして対象は……オーガ、か? その後ろに数人……この魔物を追ってると見て間違いなさそうだな)
標的の詳細を把握しようとしたツグナは、その相手から感じ取った気配にわずかながらの違和感を覚えた。
(……うん? 何だ? 間違いなく魔物の気配はする。が……魔力反応が弱い)
眉間に皺を寄せながら、ツグナは過去に遭遇した同種の魔物から感じ取った特徴と脳内で比較する。
(あぁ、クソッ! ここで手をこまねいていても埒があかねぇ。とりあえず、現場に向かう、か!)
いくら反応が弱いとはいえ、魔物は魔物だ。その危険度は大人の熊や狼、ライオンといった猛獣と比しても格段に高いことは間違いがない。現在は人目を避けるように山の中を移動しているが、いつ街に出るか分からない。仮に街に出てしまえば、そこは下手なスプラッタ映画を遥かに超える地獄絵図が待っているだろう。
「……よし!」
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