170センチの彼女がヒールを履かない理由 ―20年前のラークと、今の密会―

二十年前、深夜のコンビニ事務所。
俺は、オーナーの娘である「彼女」に恋をしていた。
​身長170センチ。いつも底の平らな靴を履き、ラークを吸う一歳上の彼女。
176センチある俺は、その「6センチの差」だけを自負に、彼女の隣に立っていた。
贈ったのは、色気のない「実用品」。
防犯カメラの死角で交わした、一度きりのキス。
​「もう会うことはない」――そう思って街を出てから二十年。
​再会した彼女の指には、指輪があった。
かつての憧れは、二十年の時を経て、誰にも言えない「不倫」という名の毒に変わる。
​176センチの俺が、20年かけて170センチの彼女に溺れていく、背徳の再愛物語。


『著者より』
もしこの話が合えば、マイページに他の作品も置いてあります。
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