「先生、好きでした」

大学受験に失敗し、予備校に通うことになった俺。
担任のチューターは、二十六歳の社会人。
顔が好みで、声が柔らかくて――気づけば、恋をしていた。
浪人生と社会人。八歳の年齢差。越えてはいけない一線。
それでも、花火の夜、俺たちは一線を越えた。
夏に始まった恋は、冬が来る前に終わりを告げる。
戻れない季節。届かなかった未来。それでも、確かに君はいた。
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