帝国に奪われた聖女様は帝国の皇太子に溺愛されてます

第2章

ルルを追う

　グレイはルルがいるであろう所へいっていた。
「ふぅ。しかし、何処にいるんだろうな。」
「あ、団長！」
「おお。どうした？」
「ルル嬢なら今の時間は食堂かと。」
「ああ。感謝する。」
「がんばってください。」
「え…？ああ。」
「ふぅ。しかし、どこにいるんだろうな？」
「お、いた。」
「…ルル嬢。」
「！ぐ、グレイさん。」
「ああ。ちょっときてくれ。」と、俺はルルを俺の執務室に連れていった。
「あ、あの…。」
「君は…あの時の？」
「え…あ…そ、それは…。っ。」
　俺は、つい欲望でルルとキスをした。
「んっ。」
「君は…間違いない…。あの時の…。」
「っ…そ、それは…。」
「なぁ、ルル…いや、リア？」と、俺はルルのミドルネームをいった。
「っ。み、ミドルネームで。」
「ああ…。なぁ、リア…」
「俺は、君の家にいっていいか…？」
「それは…いいです。」
「じゃあ、早速。」
「え！いまから！？」
「ああ…そうだが？」
　と、俺はリアをお姫様抱っこしリアの家に着く。
「はーい。」と、でた女性の足の下には
「「ばぁ！」」と、双子の女の子が出てきた。
「あ…。」
「え、貴方ってもしかして…この子達の父親！？」
「ええ！！！！」と、俺はとてもびっくりした。
　そして、そのあとの俺の行動は早かった。
　まず、あの二人の父であることを戸籍にいれまた俺とリアの結婚届をだした。そして、俺の家で俺の子供と妻で暮らすことになった。結婚式はまだ忙しいから指輪だけにした。結婚式のリアが楽しみだ。
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次回は…結婚式ではなく家族として暮らす様子です。