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群青懐胎:ブルー編
青井くんのその後
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風呂の受難に戻る。
バルドは青井の服を雑に剝いて風呂場へ放り込み、台所から酒瓶とお猪口を引っ掴んで戻ってきた。既に赤ら顔なのは廊下でラッパ飲みを始めたせいか。
「いやに荒れてるなあ」
先に湯船に浸かっていた青井が嘆息する。鬼の形相にはさらに深く皺が刻まれ、不服を露わに唇さえ噛み締めている。
「飲まねえでいられるか!!魔王の野郎が色惚けやがって、城の三割をピンクにくれてやるだとよ!!」
建て増ししてやった区画を無駄に使いやがってとバルドはご立腹だ。軽く岩盤のような体に掛け湯をすると、青井の隣に腰をおろす。容積の限界に湯が波だった。大鬼は湯船にあぐらをかき、不満を酒で流し込んでいる。
「ん!」
「ん、じゃないよもう……。心臓に悪いぞ。俺は言ったからな」
空になったお猪口を突き出してくるバルドに青井は慌てて酒瓶を構える。なんとなくこの流れを予感していた彼は、既に軽く体を洗って寛いでいた。バルドは酒を選ぶのにいつも時間をくうのだ。
今日の銘柄は魔王ごろしである。バルドの一応上司だろうに。青年はお猪口が空いたさきからお代わりを注いでいく。
湯気が煙たい。元同僚の名前が出たことに思い至り、青井は少し遠くを見る。
桃髪の後輩ヒーローはその後どうしているだろうか。
「……ピンクに会ったか?」
青井はそれとなく聞いてみることにした。バルドはその名を聞くなり眦を釣り上げ憤慨する。
「いいや!?奴は魔界館貸し切って下手な歌のお披露目会だよ!!ったく魔王の野郎、仕事し始めたと思ったら男のケツ追っかけて何が楽しいんだかな!」
「まかいかん?」
「ばかでけえ集会所っていうかな……催事場だよ。一昨年辺りから魔王の依頼でおっ建てたもんが……まさかあんな使い方されるとは……」
悪夢だ、そう言ってバルドは太ましい首を横に振る。種族の性質としてオーガ軍は魔法攻撃への耐性が低い。かつてバルドの部下は一個大隊丸ごとピンクの魅了にかかり、遠征地での戦闘を放棄した。俺様は、あいつが、嫌いだ。バルドの口もとが苦々しく曲がる。
「魔会館……。ライブ会場みたいなものか。人間界にもあったな……ヒーローショーの慰問先によく使われてた。ピンクの身元引受人は魔王……だったと思うけど。なんでピンクに歌うことを許してるんだ?魅了が効く階級じゃない筈だろ」
「なンだお前知らねえのか。魔王は元からピンクの追っかけだぞ」
「ええ……?」
ピンクのアイドル活動について近況を聞きながら、困惑する青井の酌がはやくも尽きる。陶器の酒瓶がおそろしい早さで空になるのもなんとなく読めていた青年は、湯船より少し離れた源泉湧き出る岩場のくぼみから追加の熱燗を取り出した。
バルドは冷やだと永遠に湯から出ないわ酒を追加させるわで手に負えない飲んだくれなのだが、熱燗をあてがえばはやめに上がってくるのだ。基本アルコールであれば文句を言わずカパカパあけていくのでこの策は功を奏している。
「ぐあ、染みやがる」バルドが唸る。
「ほんとよく気分悪くならないな……空きっ腹だろ……」
「ニンゲンみてえに弱っちくできてねえんだよ」
言いながらバルドは髭を撫でる。いつもよりペースがはやいのは確実なので、これは少し付き合ったら勝手に上がった方がいいだろう。オーガの長湯に付き合っていたらせっかく整ってきた体調を崩しかねない。
———厨房までアテを取りに行かなければ。青井は己のあまり出来の良くないつまみを思い浮かべる。
青井はあまり料理が得意ではない。就任時点で時を止められたヒーローの肉体は、食事を取らなくとも死んだりしない。腹はすくし、人並みに食べたいものもあるが———食事を取らないからと言って死ぬことはない。それが食事という行為から青年を遠のかせた。終戦間際に体を引き摺って食堂に飯を求めたりしたけれど、それも生きている実感を得たいがためである。味のしない食事は煩わしく、結局青井は無理につめた配給食を吐き戻してしまった。宿舎での食事では、それが最後の記憶である。
飯を作る。それを食べて糧にする。朝食は決まってバルドが作るので、夕飯作りは青井の担当。
身元引受人であるこの鬼が食えというので、青年は食事の習慣をつけ直している最中だ。
バルドの横で酌をしてやる青井は、ふと自分の腕に視線を落とした。隣の巨漢ほど血色は良くないものの、以前の土気色からは格段に回復している。……あと、少しばかり肉がついた気が、するような。
余分についた肉に微妙にショックを受けていると、眼前に酒器が差し出された。
「お前も飲めよ。ちょっとは付き合え」
「俺はあんまり強くないんだよ……魔界の酒は酒気が強すぎる。だいたい風呂場で飲むのは行儀が良くないぞ」
「お堅いヒーロー様はこれだからなあ。口、かしてくれよ」
ニンマリ笑った赤鬼顔が迫る。青井は一瞬、目を丸くして動きを止めた。額に軽くキスをされる。
「……ぁ、も……すぐそういう……!!」
アルコール味のキスだった。肩を抱かれて分厚い舌に口内をまさぐられ、青年は大人しく身体の力を抜く。
バルドは癪だが、こういう戯れが上手い。後頭部を支えられながら、オーガ族特有の———体温高めの舌を受け入れる。何度も角度を変えながら施される舌の愛撫に青年はついていくだけで必死である。
触れたところからびりびりとよくわからない感覚が生まれる。触覚が少しずつ戻ってきているのだ。見上げる姿勢で、貪られるようなキスを交わす。目を閉じて必死に応えようとする青井の様子に、バルドは満足げにほくそ笑んだ。
「……っ、はぁ、はーっ……♡」
数分かけて翻弄された人間捕虜は息も絶え絶え、蕩けた顔でバルドを見上げる。
悪党らしく、少し肉の痩けたヒーローの頬をなぞって大鬼が囁く。
「今日もよくお留守番できたなあブルー君よ。俺様も感慨深いぜ。なんたってあの糞可愛げのねえヒーローが……こんだけ可愛く懐いてくれるんだからな。世話してる甲斐がある」
———ぼんやりと呆けていた表情を慌てて引き締め、青年が視線をうろうろさせる。
「……るせぇ。……故郷のためだ、別に……別に、そういうんじゃない。一応お前は命の恩人だし……。言うことくらい聞ける。自分の立場くらいわかってる」
バルドは青井の生まれ故郷の写真を部下に送らせており、それをまめに手渡してくる。送られてくる写真は青年の精神を安定させ、今やバルドに従う口実にもなっていた。
「おいおい、絶妙に可愛げなく可愛いこと言うなア。それじゃ俺様が立場にかこつけて乱暴してるみたいじゃねえの」
「実際そうだ。別に俺は、お前に特別な……そう言う感情はない」
「ンん~!ひっでえなあ、傷ついちまうぜ」
「よ、よく言う……おい!!手つきがいやらしいぞ!!」
一緒に風呂なんか入っている時点で正気の沙汰ではない。青井の感覚もとっくに狂っておかしくなっている。それほど強い力で迫られているわけではないのに、腰に回る手をうまく抑えられない。風呂場の空気が全力でいやらしくなっていく。
「そうかそうか、構って欲しかったわけか。うん?今夜もたっぷり種付けてやるからなあ」
「へ、変態!お前毎回しつこいんだよぉ……あ、ア、舐めんなぁ……!」
首筋を舐られて皮膚が熱を帯びていく。
取り戻した感覚は鋭敏に過ぎて、青井にはいささか酷だ。制止しようと持ち上げた手首を掴み、バルドは青年の首筋に顔を寄せた。
バルドは青井の服を雑に剝いて風呂場へ放り込み、台所から酒瓶とお猪口を引っ掴んで戻ってきた。既に赤ら顔なのは廊下でラッパ飲みを始めたせいか。
「いやに荒れてるなあ」
先に湯船に浸かっていた青井が嘆息する。鬼の形相にはさらに深く皺が刻まれ、不服を露わに唇さえ噛み締めている。
「飲まねえでいられるか!!魔王の野郎が色惚けやがって、城の三割をピンクにくれてやるだとよ!!」
建て増ししてやった区画を無駄に使いやがってとバルドはご立腹だ。軽く岩盤のような体に掛け湯をすると、青井の隣に腰をおろす。容積の限界に湯が波だった。大鬼は湯船にあぐらをかき、不満を酒で流し込んでいる。
「ん!」
「ん、じゃないよもう……。心臓に悪いぞ。俺は言ったからな」
空になったお猪口を突き出してくるバルドに青井は慌てて酒瓶を構える。なんとなくこの流れを予感していた彼は、既に軽く体を洗って寛いでいた。バルドは酒を選ぶのにいつも時間をくうのだ。
今日の銘柄は魔王ごろしである。バルドの一応上司だろうに。青年はお猪口が空いたさきからお代わりを注いでいく。
湯気が煙たい。元同僚の名前が出たことに思い至り、青井は少し遠くを見る。
桃髪の後輩ヒーローはその後どうしているだろうか。
「……ピンクに会ったか?」
青井はそれとなく聞いてみることにした。バルドはその名を聞くなり眦を釣り上げ憤慨する。
「いいや!?奴は魔界館貸し切って下手な歌のお披露目会だよ!!ったく魔王の野郎、仕事し始めたと思ったら男のケツ追っかけて何が楽しいんだかな!」
「まかいかん?」
「ばかでけえ集会所っていうかな……催事場だよ。一昨年辺りから魔王の依頼でおっ建てたもんが……まさかあんな使い方されるとは……」
悪夢だ、そう言ってバルドは太ましい首を横に振る。種族の性質としてオーガ軍は魔法攻撃への耐性が低い。かつてバルドの部下は一個大隊丸ごとピンクの魅了にかかり、遠征地での戦闘を放棄した。俺様は、あいつが、嫌いだ。バルドの口もとが苦々しく曲がる。
「魔会館……。ライブ会場みたいなものか。人間界にもあったな……ヒーローショーの慰問先によく使われてた。ピンクの身元引受人は魔王……だったと思うけど。なんでピンクに歌うことを許してるんだ?魅了が効く階級じゃない筈だろ」
「なンだお前知らねえのか。魔王は元からピンクの追っかけだぞ」
「ええ……?」
ピンクのアイドル活動について近況を聞きながら、困惑する青井の酌がはやくも尽きる。陶器の酒瓶がおそろしい早さで空になるのもなんとなく読めていた青年は、湯船より少し離れた源泉湧き出る岩場のくぼみから追加の熱燗を取り出した。
バルドは冷やだと永遠に湯から出ないわ酒を追加させるわで手に負えない飲んだくれなのだが、熱燗をあてがえばはやめに上がってくるのだ。基本アルコールであれば文句を言わずカパカパあけていくのでこの策は功を奏している。
「ぐあ、染みやがる」バルドが唸る。
「ほんとよく気分悪くならないな……空きっ腹だろ……」
「ニンゲンみてえに弱っちくできてねえんだよ」
言いながらバルドは髭を撫でる。いつもよりペースがはやいのは確実なので、これは少し付き合ったら勝手に上がった方がいいだろう。オーガの長湯に付き合っていたらせっかく整ってきた体調を崩しかねない。
———厨房までアテを取りに行かなければ。青井は己のあまり出来の良くないつまみを思い浮かべる。
青井はあまり料理が得意ではない。就任時点で時を止められたヒーローの肉体は、食事を取らなくとも死んだりしない。腹はすくし、人並みに食べたいものもあるが———食事を取らないからと言って死ぬことはない。それが食事という行為から青年を遠のかせた。終戦間際に体を引き摺って食堂に飯を求めたりしたけれど、それも生きている実感を得たいがためである。味のしない食事は煩わしく、結局青井は無理につめた配給食を吐き戻してしまった。宿舎での食事では、それが最後の記憶である。
飯を作る。それを食べて糧にする。朝食は決まってバルドが作るので、夕飯作りは青井の担当。
身元引受人であるこの鬼が食えというので、青年は食事の習慣をつけ直している最中だ。
バルドの横で酌をしてやる青井は、ふと自分の腕に視線を落とした。隣の巨漢ほど血色は良くないものの、以前の土気色からは格段に回復している。……あと、少しばかり肉がついた気が、するような。
余分についた肉に微妙にショックを受けていると、眼前に酒器が差し出された。
「お前も飲めよ。ちょっとは付き合え」
「俺はあんまり強くないんだよ……魔界の酒は酒気が強すぎる。だいたい風呂場で飲むのは行儀が良くないぞ」
「お堅いヒーロー様はこれだからなあ。口、かしてくれよ」
ニンマリ笑った赤鬼顔が迫る。青井は一瞬、目を丸くして動きを止めた。額に軽くキスをされる。
「……ぁ、も……すぐそういう……!!」
アルコール味のキスだった。肩を抱かれて分厚い舌に口内をまさぐられ、青年は大人しく身体の力を抜く。
バルドは癪だが、こういう戯れが上手い。後頭部を支えられながら、オーガ族特有の———体温高めの舌を受け入れる。何度も角度を変えながら施される舌の愛撫に青年はついていくだけで必死である。
触れたところからびりびりとよくわからない感覚が生まれる。触覚が少しずつ戻ってきているのだ。見上げる姿勢で、貪られるようなキスを交わす。目を閉じて必死に応えようとする青井の様子に、バルドは満足げにほくそ笑んだ。
「……っ、はぁ、はーっ……♡」
数分かけて翻弄された人間捕虜は息も絶え絶え、蕩けた顔でバルドを見上げる。
悪党らしく、少し肉の痩けたヒーローの頬をなぞって大鬼が囁く。
「今日もよくお留守番できたなあブルー君よ。俺様も感慨深いぜ。なんたってあの糞可愛げのねえヒーローが……こんだけ可愛く懐いてくれるんだからな。世話してる甲斐がある」
———ぼんやりと呆けていた表情を慌てて引き締め、青年が視線をうろうろさせる。
「……るせぇ。……故郷のためだ、別に……別に、そういうんじゃない。一応お前は命の恩人だし……。言うことくらい聞ける。自分の立場くらいわかってる」
バルドは青井の生まれ故郷の写真を部下に送らせており、それをまめに手渡してくる。送られてくる写真は青年の精神を安定させ、今やバルドに従う口実にもなっていた。
「おいおい、絶妙に可愛げなく可愛いこと言うなア。それじゃ俺様が立場にかこつけて乱暴してるみたいじゃねえの」
「実際そうだ。別に俺は、お前に特別な……そう言う感情はない」
「ンん~!ひっでえなあ、傷ついちまうぜ」
「よ、よく言う……おい!!手つきがいやらしいぞ!!」
一緒に風呂なんか入っている時点で正気の沙汰ではない。青井の感覚もとっくに狂っておかしくなっている。それほど強い力で迫られているわけではないのに、腰に回る手をうまく抑えられない。風呂場の空気が全力でいやらしくなっていく。
「そうかそうか、構って欲しかったわけか。うん?今夜もたっぷり種付けてやるからなあ」
「へ、変態!お前毎回しつこいんだよぉ……あ、ア、舐めんなぁ……!」
首筋を舐られて皮膚が熱を帯びていく。
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