隠居した元魔導師ですが、王子殿下が僕を側近にしたがって困っています~求婚まで始めたのでそろそろ帰国させてください~
第14回BL大賞 参加中!
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十五歳の頃、僕は英雄になりたかった。
けれど二十歳になった今、望むことはただひとつ。
――もう戦わない。出世もしない。辺境で薬草でも育てながら、静かに隠居したい。
類まれな魔法の才を武器に、少年兵として故郷を守り抜いた魔導師ユアン。
かつての英雄志望も、今ではすっかり隠居志望の研究オタクである。
そんな彼が恩師の代理として、隣国の王宮に期間限定で赴任することになった。
引き継ぎが終われば即帰国。面倒事には絶対に関わらない。
……そう決めていたのに。
王太子レオニスを狙った襲撃を、うっかり防いでしまったのが運の尽き。
「素晴らしい!君ほどの魔導師は初めて見た! ぜひ私の側近になってくれ!」
「お断りします。僕、もう隠居するつもりなので」
ところが、この王子、とにかく諦めが悪い。
好待遇を提示しては断られ、魔法勝負を挑んでは負け、それでも毎日嬉しそうにユアンのもとへ通ってくる。
明朗快活、文武両道、容姿端麗。誰からも愛される、太陽のような王太子。
最初こそ迷惑に思っていたユアンも、そのまっすぐさに、いつしかかつての自分を重ねるようになっていた。
そしてある夜。二人きりで酒を酌み交わした末に、思いがけず一線を越えてしまう。
その翌日から、王子の距離感がおかしくなった。とても、かなり。
「ユアン、私は君が欲しい」
「側近の話ならお断りしたはずですが」
「いや。今はそれだけではない」
「…はい?」
勧誘だったはずの猛アタックは、いつの間にか甘すぎる求愛に変わっていて…!
しかも帰国の日が迫るなか、王子はとんでもない行動に出る。
隠居したい天才魔導師ユアンと恋愛だけは暴走気味な完璧王太子レオニス。
かつて英雄になりたかった青年と、今も英雄であろうとする王子。
全力スカウトから始まる、溺愛ファンタジーBLラブコメディです!
けれど二十歳になった今、望むことはただひとつ。
――もう戦わない。出世もしない。辺境で薬草でも育てながら、静かに隠居したい。
類まれな魔法の才を武器に、少年兵として故郷を守り抜いた魔導師ユアン。
かつての英雄志望も、今ではすっかり隠居志望の研究オタクである。
そんな彼が恩師の代理として、隣国の王宮に期間限定で赴任することになった。
引き継ぎが終われば即帰国。面倒事には絶対に関わらない。
……そう決めていたのに。
王太子レオニスを狙った襲撃を、うっかり防いでしまったのが運の尽き。
「素晴らしい!君ほどの魔導師は初めて見た! ぜひ私の側近になってくれ!」
「お断りします。僕、もう隠居するつもりなので」
ところが、この王子、とにかく諦めが悪い。
好待遇を提示しては断られ、魔法勝負を挑んでは負け、それでも毎日嬉しそうにユアンのもとへ通ってくる。
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そしてある夜。二人きりで酒を酌み交わした末に、思いがけず一線を越えてしまう。
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「ユアン、私は君が欲しい」
「側近の話ならお断りしたはずですが」
「いや。今はそれだけではない」
「…はい?」
勧誘だったはずの猛アタックは、いつの間にか甘すぎる求愛に変わっていて…!
しかも帰国の日が迫るなか、王子はとんでもない行動に出る。
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―――
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(名義を統合しこちらに移動することになりました)