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 スカートの中で、殿下の熱い息が恥部にかかる。膝が開脚されているため身じろぎするが、どうにもならない。

 ドレスで殿下が隠れてしまっているため、中で何をしようとしているのか分からず、その場から逃げ出したくなった。

 すると突然、恥部の中心に殿下の指のひらのあたる感触があり、腰がビクリと跳ねた。更に殿下は恥部の中心をむき出しにして、下から上へとなであげる。その堪能的な感覚に一瞬我を忘れて

「んぁ、あぁぁ!」

 と大きな声を出した。その指はゆっくり、ゆっくりと、でも執拗に中心をなで上げた。段々その指の動きが早くなり、ドレスの中からクチャクチャと音がし始めた。その音は指の速さに合わせてクチュクチュ、チュチュチュチュチュと音を変えてゆく。ものすごい速さで、だが優しく、中心を弾くように殿下は指を動かす。わたくし

「やめてぇぇぇぇ! イク! イクゥ!!」

 と背中を弓なりに反らせた。殿下は、ドレスから顔を出すと

「上手にイケたみたいだね。でもこれだとイッた君の顔を見れないな」

 と言って、わたくしの足の間から体を起こしドレスを腰まで捲り上げた。完全にわたくしの恥部は露わになった。恥ずかしさから顔を背けると、殿下が

「まだ恥ずかしいの? それはそうかもね、こんな格好したことないだろうし。ほら、自分で見てごらんよ」

 と言ってわたくしの顔を優しく両手で包み、下を向かせた。破れたドレスが腰に巻き付き、下着を足首に引っ掛けて開脚している自分の姿が目に入った。恥ずかしさで、どうにかなりそうだった。殿下は

「次は何をされているか、ちゃんと見ながらいこうね」

 と言うと、恥部をむき出しにして顔を埋め、両手でわたくしの両手首をつかんだ。
 そして、一番敏感になった中心を、殿下は下から上へ舐めあげる。時にゆっくり、そして小刻みに中心へと刺激を与えると、次に強く吸った。舌が動くたびに

「あっ、あっんあ」

 と、声が漏れる。殿下が顔をあげると唇から引いた糸が光っている。

「気持ちいいんだね、凄く濡れてきたよ」

 と言うと、殿下は更に激しく中心を攻め、舌で転がした。執拗な攻めは止まることなく一度目とは違い、少し弱い刺激がずっと続いているため、体がより敏感になっていった。わたくしはその弱い刺激に耐えきれず

「殿下、お願い、お願いします!」

 と懇願すると、殿下は顔を上げて

「いきたい?」

 と訊いてきた。わたくしは黙って頷くと、殿下は

「ちゃんとお願いできたらね」

 と言って、また恥部を弄び始めた。わたくしは我慢できず

「ふぁ、あっ、おね、お願いします、いかせてください」

 と言った。すると殿下は人差し指と中指を挿入すると、中をゆっくりとかき混ぜながら

「どうやって?」

 と言って微笑んだ。その間も指の動きは一向に止めようとしない。グチュグチュといやらしい音が室内に響いていた。殿下は

「どうやっていきたいのか言ってくれないなら、私はもう少し味わいたい。いいかな?」

 と、更に指を増やしてゆるゆると中をかき混ぜた。わたくしは激しく首を振ると

「激しく! 激しくして下さい! お願いします!」

 と、叫んだ。すでにわたくしから溢れた水分で殿下の指もドレスも、びちゃびちゃになっていて、殿下がわたくしに触れたあとは糸が引いていた。殿下は苦笑すると中の指を前後にゆっくり動かしながら

「もう降参か、残念だよ。まぁ今日は初めてだしね、このへんで許してあげようかな」

 と言うと

「気持ちのいい場所、覚えようね、中の腹側のザラザラした場所、ここが君のいいところだよ」

 と、そこにピンポイントで指をあてると激しく動かし始めた。そして左手の指のひらを中心にあてると激しく弾く。グチュグチュといやらしい音をたてながら、大量の水分が溢れた。わたくしはその激しい感覚に、何がなんだかわからなくなり体を弓なりにすると

「殿下、あっ、ぐっうぅぅ、イク、イク、イクぅ」

 と叫んだ。目の前がチカチカしお腹の奥からくるその感覚に、体がわなないた。足を開脚したままビクビクしていると、殿下が微笑み

「ほら、休憩してる場合じゃないよ。まだ二回いってないんだよ?」

 と言って、手の動きを続けた。わたくしは気が遠くなりそうになりながら叫ぶ

「もうやめてぇぇ!」

 すると殿下は更に手の動きを激しくして

「激しくしてって、君のリクエストだよ? 何度だっていこうね?」

 と言った。頭が真っ白になり、お腹の奥からまた激しい感覚が突き上げる。

「お願いします! 本当にやめでぇぇぇ、イク、イク、イッちゃう、あっあっ、いや、イクッ!」

 体が意思と関係なく、跳ね上がる。顔は涙と涎まみれになっていた。殿下は笑いながら

「今日が初めてなのに、敏感だね。いやらしくて最高だよ」

 そう言いつつも、手は止めず左手の四本の指で、恥部の中心を激しくなでながら、右手の指で中を激しく擦る。そして続けて

「君のお願いだものね。もう一回ぐらいは、いっておこうか」

 と、手を動かし続ける。クチュクチュといやらしい音が響き、殿下は中心と中を容赦なく攻め続ける。もうグチャグチャになり

「あ、アァァ、またイク、またイッちゃう! グッくぅ、イ、イグゥ!」

 と、敏感になってしまったわたくしの体はいとも簡単に3回目の高みに登った。殿下は微笑みながらやっとわたくしの中から指を引き抜いた。それだけでもわたくしの体はビクッと跳ねる。

 やっと開放されると、ぐったりとして体の力が抜けてしまった。足にはまだ下着が絡まったままなので、開脚したままになってしまったが、それを取り繕う余裕もなかった。殿下はそんなわたくしを見下ろして

「少し酷くしてしまったね」

 と言って、恥部に顔を埋め優しく舌で愛撫した。殿下がどこを触っても体が激しく跳ねる。殿下は

「これだけ濡れたら、痛くないと思うけど、痛かったらごめんね」

 と、疲れきったわたくしに優しくキスをすると、恥部にの入口にの先端をあてた。わたくしは最後の力を振り絞り

「殿下、ダメ」

 と力なく言ったが、殿下は微笑むと

「大丈夫、怖くないから」

 と耳元で囁き、そのままわたくしの中にゆっくり入ると

「んぅ、狭いな。締め付けて、気持ちいいよ」

 と、言いズンッと、一気に一番奥まで沈めた。わたくしはその感覚に

「あぅ」

 と声を漏らした。殿下は

「君は初めてなのに、少しは気持ちがいいのかな?」

 と言ったあと

「動くよ? 痛くないように、キスに集中して?」

 と言って、わたくしに激しくキスをしながら、わたくしの体をゆっくり揺すった。殿下の大きく憤ったものが中を、ぶじゅぶじゅと音をたてながらかき混ぜる。最初は痛かったが、段々と初めて感じる感覚に、中のうねりが止まらなくなる。

 そして殿下はわたくしを抱きしめたまま、腰をゆっくり動かし始めた。巧みな腰使いに段々と痛みがなくなり、音も激しさを増してゆく。そして一度ズルっと途中まで引き抜くとわたくし

「見てごらん、気持ちよさそうだね」

 と言った。わたくしは恐る恐る見ると、混ざって白く泡立ったものが、わたくしと殿下のそれに絡みついていた。殿下はわたくしがそれを見たのを確認すると、再び深く挿入した。

 パン! と殿下の腰とわたくしの内ももが激しくあたる音がして、わたくし

「あっ、ん!」

 と声が漏れる。殿下は今度はリズミカルに素早く腰を打ち付けた。出入りするたびにジュボジュボと音がした。殿下は

「あぁ、本当に、君の中は、最高だ」

 そしてわたくしを抱きかかえると、腰だけ激しく打ち付け

「イクよ? 中に出してあげる」

 と言った、わたくしは激しい感覚にわけがわからなくなり

「あぁ、殿下、わたくしも、イッ……」

 と言って体を仰け反らせた。中に熱いものを大量に注がれている感覚があった。先程いったのとはまた違う感覚がお腹の中にあり、中が激しく収縮しながら絶頂を感じた。

 そして殿下はわたくしからそれをズルリと引き抜くと、まじまじと恥部を見つめ、満足そうに微笑むとわたくしに覆いかぶさり

「もう二度と、私から離れないように教育してあげるね」

 と、わたくしの耳元で囁いた。

 わたくしはもうここから逃げられないことを悟った。
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