つがいの骸
時は平安。
没落した宮家の子どもが、父の死を契機に宮中へ迎え入れられた。
養い親に名乗りをあげた東宮(皇太子)と女御(皇太子のきさき)はとても美しく、仲睦まじく、
主芙婀(アルファ)と男女伽(オメガ)のなかでも特別な魂のつがいという関係であり、凡夫な平多(ベータ)である子どもは二人に強く憧れた。
いずれは臣下に降り、養い親の治世を支えたいと願っていた子どもだが、その夢はいっこうに叶えられそうにない。
なぜか元服(成人の儀)を反対され続け、十六にもかかわらずいまだ童形だからだ。
しかし子どもが成長し、養い親の愛撫に反応してしまったことで、状況が一変する……。
没落した宮家の子どもが、父の死を契機に宮中へ迎え入れられた。
養い親に名乗りをあげた東宮(皇太子)と女御(皇太子のきさき)はとても美しく、仲睦まじく、
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いずれは臣下に降り、養い親の治世を支えたいと願っていた子どもだが、その夢はいっこうに叶えられそうにない。
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