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時空が重なる奇跡

タイム・カプセル

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ミルクの表面に現れた、それは見事な天使の羽をクラウスに見せる。
「見て、クラウス!チョコレートエッグに描かれてた、エンジェルの羽そのものみたい」
クラウスがグラスの中を覗き、微笑みながら頷いた。
オランダの海で、チョコレートエッグから天使が現れたのは、これで2回目だ。
「とっても綺麗……」
素敵な偶然に、自然と胸が高鳴る。
やがて、ミルクとチョコレートの模様が混ざり始め、全体がとろりとしたミルクチョコ色に変わっていくのを見つめつつ、私はバッグからマッチ箱を取り出した。
手のひらのマッチ箱からエンジェルを取り出すと、テーブルの上にそうっと置いた。
「実はね、このエンジェルもチョコレートエッグから出て来たものなの」
懐かしい思い出を手繰り寄せるように、暖炉の灯りに照らされる小さなエンジェルを見つめた。
「私が10歳だった時、この海辺に遊びに来ててね、たまたま開かれていた誕生日パーティーの宝探しに参加して……本当は美妃と私の分はなかったのに、優しい子が私達に一個ずつチョコレートエッグをくれたの。私の分の中に入ってたのが、このエンジェル」
独り言のようにその時のことを回顧しつつ呟いた。
「だから、チョコレートエッグから天使が現れるのは、これで2回目。しかも、同じ海辺で。とっても不思議な偶然!」
しかもクリスマスイブに、愛する彼と一緒にいる時にエンジェルがまた現れるなんて、なんて素敵な偶然だろう。
嬉しくて笑顔でクラウスを見ると、彼は大きく目を見開いて私を凝視していた。
「……クラウス?」
どうしたんだろう?
まるでこれまで見たことのないものを目にしたような、冷静沈着な彼らしくない、明らかな動揺を浮かべたその表情に、私は不安な気持ちになった。
一体どうしたの?
再度、彼に声をかけようとした時、カチッ、と、なにか硬い金属質の音がした。
その音を発したのは、目の前にあったホットチョコレートのグラス。
スプーンでかき混ぜた時に、それがガラスに当たるような音だった。でもスプーンはまだ、シルバーのカゴの中に置いてある。
グラスから垂れていた金の糸が、ゆっくりとチョコレートミルクの中に引き込まれるように沈み始めた。もうチョコレートエッグが溶けきったのだろうと思い、金糸をつまみ上げようとし、まだ、重みがあるのに気がつく。
そっと金糸を手繰り寄せると、また、カチッ、と何かがガラスにあたる音がした。糸の先をよく見れば、波打つチョコレートミルクの表面に、キラリと輝くものが現れた。
「……ん?」
なんだろう?
身を屈めてグラスに目を近づける。
何か硬いものが糸の先に……
注意深く、糸を更に持ち上げてみる。
はっと息をのんで、金の糸にぶら下がり、ゆっくりと揺れるその輝きを見つめる。
「……あっ……」
暖炉の灯りと、キャンドルの炎の光に反射し、それはまるで星のようにキラキラと眩しく煌めく。
驚きで体が石になったように動かないのに、金糸を持つ手だけが小刻みに震え始める。
隣でじっとこちらの様子を見ていたクラウスが、ぶるぶる震えている私の手から、金色の糸を取った。
私は数度、瞬きを繰り返し、目を凝らしてその光を放つものを見つめる。
それは、眩しいほどに輝く、指輪だった。
彼は、空のグラスに指輪を入れた。
クリスタルガラスの中に横たわるキラキラ輝く指輪。
彼はグラスに、ゆっくりとミネラルウォーターを注ぎ入れる。冷たいミネラルウォーターで洗われ、更に輝きが強くなった指輪をグラスから取り出すと、彼はそれを真っ白なクロスで拭い、そして、キャンドルの火で金色の糸を切る。
彼の指先で瞬く星のように輝く美しい指輪。
彼はゆっくりと私に視線を向けた。
これまで見たことがないような、強い光を秘めた眼に、全く身動きが出来ない。
このまま心臓が壊れてしまうかと思うほどの緊張感が私を襲う。
ドキドキ、ドキドキと、自分の心臓の音が聞こえ、呼吸さえままならない感覚に襲われた時、クラウスが立ち上がる。はっとして彼を見上げると、うっとりするくらい甘やかな微笑みを浮かべた彼は、流れるような所作でゆっくりと私の目の前に片膝をついた。
思わず、両手で口元を覆った。
まさか。
これは、その、まさかなのだろうか。
夢を見ているに違いない。
めまいを覚えながら、自分の目の前で跪いている彼を見つめた。
彼が、私の左手をとると、眩しいものを見ているかのように眼を細めて私の顔を覗き込む。
「カノン」
いつものように優しく名前を呼ばれ、なんとか返事をしようと、必死で声を絞り出す。
「……っ、は、い……」
私の声は、震えていた。
美しい彼の瞳が、まっすぐに私を見つめていた。
小刻みに震えている私の冷たい手に、彼が温かい唇でキスを落とした。
「カノン、覚悟は出来ている?」
まるで幼子に言い聞かせるように、彼は優しくそう呟くと、私の左手をぎゅっと握りしめた。キラキラと眩しく輝くその指輪を私の手に近づけると、彼は力強い光を秘めた眼で、私を見上げる。
「君と、これから先もずっと共に有りたい」
彼は、その一言を噛みしめるように、ゆっくりと口にした。
「結婚してほしい」
聞こえたその言葉が、まるでエコーのように胸に響く。
信じられないことが起きているこの瞬間。
心がふわり、と宙に浮いた。
気が遠くなるような揺れを感じ、一度、目を閉じる。
これは、現実なの?
大きく深呼吸して、ゆっくりと目を開く。
目の前にいるのは、私をまっすぐに見つめている、眩しいくらい美しい微笑みを浮かべたクラウス。
夢じゃない。
全身が震えた。
全く予期していなかった、彼からのプロポーズ。
夢見ていたけれど、彼と結ばれることなんて、現実的に考えたら到底無理なのではないかとどこか諦めていたのに。
まさか、こんな素敵なプロポーズをしてくれるなんて。
感動と幸福感に胸がいっぱいになり、熱いものが一気にこみ上げてくる。
溢れ出した涙で視界が崩れていく。
「……っ、クラウス」
思わず両腕で彼に抱きついた。
乱れる呼吸を必死で整えて、彼の耳元に囁いた。
「ありがとう。ずっと、ずっと、貴方の隣にいさせて」
やっとの思いでそう告げる。
彼が、私を抱きしめたまま立ち上がり、その腕に力を込めた。
「ありがとう、カノン。愛している」
全身の震えが止まらない私の背中をゆっくりと撫でてくれる、彼の温かい大きな手。
「私も、愛してる、クラウス」
大きな深呼吸をひとつ。
ようやく落ち着きを取り戻し、泣き笑いになった私を見て、クラウスがクスクスと笑う。
「さぁ、プリンセス、手を出して」
促されて出した左手の薬指に、光輝く指輪をはめてもらうのを夢心地で見つめる。
キラキラと強く輝いている美しい指輪。
あまりの眩しさに目を細めた。
クラウスと一緒にソファに再度腰を下ろし、テーブルのキャンドルの灯りに手を近づけて指輪を見る。
内側がピンクゴールド、表面がホワイトゴールドのリングには、大粒のラウンドブリリアントカットのピンクダイヤモンド。そしてそれを花びらのようにぐるりと囲む沢山の小粒のダイヤモンド。放つ煌めきが眩しくて直視出来ないほどだ。
さっきは気がつかなかったあまりの豪華さに、血の気が引く気がした。
「……クラウス、こんな立派な指輪……」
庶民の私からしたら、一生見ることさえ叶わないような豪華な指輪だ。
こんな素晴らしいものを本当にいただいていいのだろうか。
彼は満足げに微笑んで、私の指の上で燦然と輝く光をそっと指で撫でた。
「君が指輪をはめているところを見たことがなくて、サイズも調べようがなく勘で決めたが、ぴったりだ」
本当に数ミリの誤差もないくらい、ぴったりのサイズだ。
こんな高価なものを本当にもらっていいのか、落ち着かない気持ちを抱えたまま、美しいその光に見惚れる。
「カノン、これも君に渡しておこう」
クラウスが、私の手の平に丸く重いものを置いた。
ひんやりと冷たいそれに目を落とし、びっくりする。
先ほど溶かしてしまったチョコレートエッグそのものかと見間違う、陶器で作られた卵。絵柄も色合いも本物そっくりな、卵型のケースを注意深く開くと、中は純白のエンゲージリングケースになっていた。
なんて素敵なアイデアなんだろう!
一生忘れることが出来ないこの瞬間を、こうして思い出の形にしてくれるなんて!
嬉しくて堪らず、彼の肩を引き寄せてキスをした。
「ありがとう、クラウス。何千回、何万回言っても足りないくらい、嬉しい」
心を込めてお礼を述べ、この世に二つとない、素敵なエンゲージリングケースを胸に抱きしめた。
天にも昇る気持ちで愛しい彼を見つめる。
彼は、クスッと笑いをこぼすと、テーブルの上のエンジェルに目を向けた。
「カノン、そのエンジェルを見せてくれ」
言われるままに、エンジェルを取り、彼の手の平に乗せると、彼は、いたずらっ子のような微笑みを浮かべ、じっとエンジェルを見つめる。
そして、エンジェルを私の手の平に置き、まるで秘密を明かすように低く小さな声で囁いた。
「エンジェルの底を、ゆっくりと回してごらん」
「回す?」
訳がわからないまま、底の部分をそっと回してみると、継ぎ目に砂がひっかかっているような感じがしたものの、やがて、くるりと回る。
「あっ、底が取れてしまいそう」
慌てて底が落ちないように押さえると、クラウスが楽しげにクスクスと笑う。
「大丈夫だから、そのまま回してごらん」
言われるがままに、更に底を回すと、もう、接続部が取れそうなくらい緩くなる。
彼を見ると、彼は再度、私を促すように微笑む。
「その中に、もうひとつ、プレゼントが入ってる」
「えっ……?」
その時、私の手のひらの上には、抜けたエンジェルの底と、小さな、キラキラと輝く虹色の貝殻が一枚があった。
「え……?プレゼント?」
呆然として、虹色にキラキラする貝を見つめる。
どういうこと?
これは、ずっと昔にもらったチョコレートエッグの中にあった、エンジェルだ。
どうして、彼が、この中に貝が入っていたことを知っているのだろう。
ハッとする。
夕暮れで肌寒くなった砂浜に座っていたあの時。
チョコレートエッグをくれたあの子と一緒に、その卵を割って、半分こした。
中に入っていたエンジェルを、その子が見せてと言ったから、渡して、、、顔中をチョコレートだらけにした美妃をどうにか綺麗にしようと、タオルで拭いたりしてたら、その子が、エンジェルを返しにきて、そこでさよならしたのだった。
「え……じゃ、あの時の……?クラウスが……?!」
あまりの驚きに、目が点になる。
「そ、そうだったの!?」
仰天し、手のひらの貝と彼を交互に繰り返し見る。
クラウスも可笑しそうに笑いながら頷いた。
「さっき、君が、このエンジェルの話をした時に思い出した。すっかり忘れていたけれど、昔、ニコルの誕生会をこの海辺で開いて、ヨナスが病気で来れなかった時、いつの間にかパーティに紛れ込んでいた姉妹がいて……」
あの誕生パーティは、ニコルの誕生日だったのか!
まさか、チョコレートエッグをくれた子が、クラウスだったなんて!
人間、驚きが重なると脳が機能を停止するらしく、私はただ、絶句していた。
「当時は、お互い言葉がほとんど通じていなかったはずだが、あの時の君はとても可愛くて、俺は思い出に何か、プレゼントをあげたかったんだ。でも照れ臭くて面と向かって渡せなかったものだから、エンジェルの中に貝を隠してね」
懐かしむようにそう言って、クラウスは私に手を伸ばし、そっと髪を撫でる。
「今覚えば、俺はきっと、あの時見た君の夕陽のような美しい瞳が、ずっと忘れられなかったんだ。だから、君の写真を見た時、ついに探し物を見つけたような、とても懐かしい気持ちになったんだろう」
夢のような話を聞きながら、私は手のひらでキラキラと瞬く虹色の貝を見つめた。
まるで、タイムカプセルを開けたみたい……
遥か昔に出会っていた彼と、運命のいたずらで再会し、知らぬ間に恋に落ちた。
長い長い時を経て、再び、この海辺で、二人一緒にこのエンジェルを見つめているなんて。
信じがたい偶然や奇跡が起きる時、この世には摩訶不思議な事象を起こす神様がいるのだと確信する。
感慨に浸っていると、クラウスがひとつ、大きなため息をつき、ソファの背もたれに身を埋めた。
「あぁ、今晩はやっと眠れそうだ」
そう呟いて、片手で目頭を押さえている。
「寝てなかったの?」
仕事で遅くまで起きて仕事をしていたのは知っていたけど、そんなに疲れているようには見えなかった。
「大丈夫?アントワープの旅行とか、無理しないほうがいいなら、また今度にして、今回はゆっくり過ごすほうがいいかな」
心配になってそう言うと、欠伸を噛み殺し涙目のクラウスが苦笑しつつ首を左右に振る。
「どんな大きな商談前でも眠れていたのに、この数日は今日のことが頭から離れなくて、なかなか眠れなかった。こちらの気持ちも知らず、ぐっすりと眠っている君が恨めしかったくらいだ」
「えっ」
驚いていると、クラウスが少し照れたように目をそらす。
「無論、自信はあったが、万が一、君が受け入れなかったらと思うと、その後をどうすベきか考えあぐねていたからだ」
まさかこのクラウスが、そんな心配をしていたとは。
驚くやら可笑しいやらで、私はクスクスと笑い出す。
「ありがとう、クラウス!貴方も普通の人間なんだなってわかって安心した」
そう言うと、彼もつられたように笑い出した。


しばらく暖かい暖炉の前で語りあった後、そろそろ出ないとおばぁちゃんの準備しているクリスマスイブ・ディナーに間に合わなくなることに気がつき、私達はLa Galleria Nordwijkを出発することにした。
コートを持ってきてくれたウェイトレスと、厨房に居たもう一人のウェイターが、揃って出口まで見送りに来てくれる。
「ご婚約、おめでとうございます」
お祝いの言葉をかけられて、本当に婚約したのだと実感が湧き出す。
「どうもありがとうございます」
素敵なサプライズのために、クリスマスイブにも関わらず協力してくれた二人に、心を込めてお礼を述べた。
ウェイターがクラウスにコートを渡す。
「ゾマーフェルド様、また是非お寄り下さい。オーナーから、くれぐれもよろしく伝えるようにと、先程電話がありました」
「二人とも今晩はありがとう。オーナーには私からまた連絡すると伝えておいてくれ」
「かしこまりました」
クラウスは去り際に、何かを彼等の手に握らせる。彼等の顔がぱぁっと明るくなり、満面の笑顔で私達を見送る。振り返ると、ドアの向こうで二人ははしゃいだように顔を見合わせていた。
クラウスはどうやら、チップを渡したようだ。
彼等のとても嬉しそうな笑顔からするに、きっと驚くような額だったに違いない。
あえて、そのことは聞かず、私は黙ってクラウスを見上げ、にっこりと微笑んだ。
雪は2、3センチほど積もって、今は止んでいる。
雪明りであたりは来た時よりも明るく感じた。
車に乗りこみ、再度、ナビでおばあちゃんの住所を確認すると、早々に海辺を後にした。
やがて車内に流れ始めた、アヴェ・マリア。
今晩は聖なるクリスマス・イブだ。
魂に染み込むような美しい歌声に包まれながら、後方へと遠のく思い出深い海辺を今一度振り返る。
さぁ、これから、おばあちゃんのサプライズタイムだ。
愛しい彼を紹介する、その瞬間を想像して、ドキドキと胸が高鳴る。



雪明りの差し込むキッチンの窓辺は、きっとクリスマスのデコレーションで賑やかだろう。
オーブンを開けて中の様子を伺っているおばぁちゃん。
呼び出し鈴を鳴らすと、小走りで玄関にやってくる。
バタン、と音がして勢いよく開くドア。
私はひとつ、大きな深呼吸をするだろう。

今晩は、おばあちゃん。

彼を紹介するね。

彼の名前は、クラウス・ゾマーフェルド。

私達、今晩、婚約したの。

あんぐりと大きく口をあけ、驚きのあまり声も出ないおばあちゃんの姿が目に見えるようだ。
まぁ、なんてこった!
手に持っていたミトンを放り投げ、私達を交互に抱きしめて、祝福してくれるだろう。
おめでとう!
今日は、とんでもない、最高のクリスマスイブだね、と笑いながら。
きっと、溢れるような笑顔で喜んでくれる。

私はクスリと笑いをこぼし、隣でハンドルを握る愛しい彼を見た。
信号で車を停止させた彼が、こちらを振り返る。
どちらかともなく身を寄せて、そっとキスをした。

思い出のチョコレートエッグがもたらした、奇跡のクリスマスイブ。
静かに響く教会の鐘の音が今、聖なる夜の始まりを告げた。


ーーー 完 ーーー 
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みんなの感想(3件)

pan_siroh
2023.10.17 pan_siroh

この作品のクラウスの策士な部分と、凄い愛情深い故に嫉妬してる姿が罪ですよね☺️

カノンは典型的な日本人女性に多い感じの人が信じられなくなって、落ち込んで自己嫌悪に成ったり聞きたいけど聞けない感じよく解ります☺️

婚約で終わってるので、是非その後の話を読みたいです🥰 アナとアダムのその後とかも凄い気になります😃

ライヒェル
2023.10.18 ライヒェル

pan_sirohさま

ご感想を頂きまして、誠にありがとうございます😊
この数年ずっと落ち着いて執筆する余裕が無い日々が続いていましたが、続きを書くことは決して諦めてはおりません😊
時代が変わってしまい、続編の内容も現在の実生活に近い設定で構成していくというこは決めています!
読んでいただける方がいらっしゃると知って本当に嬉しいです😊

解除
黒崎
2021.09.08 黒崎

定期的に読みたくなる作品です。
こちらでも見つけて、舞い上がりました!
またもし機会がありましたら、もっと二人のお話を拝見したいです。
素敵な作品を生み出してくださりありがとうございます!

ライヒェル
2021.09.09 ライヒェル

黒崎さま
コメントありがとうございます!とても嬉しかったです。この物語が完結してから、随分と時が過ぎてしまいました。
ベルリンを舞台にした、もっとリアルな恋愛ストーリーを書きたいと思っていますので、今後もどうぞ宜しくお願いします!

解除
望景
2019.12.31 望景

クラウスの台詞を拾い出して羅列したいほど素敵な言葉の数々。こんなこと言われて落ちないオンナはいないだろーと叫ぶ。
しかもかなり斬新。
最初のキスシーン!
愛してるのあとに「君のキスがほしい」だってー!
日本男子は100%言わない。
こんな台詞吐いてサマになる男に会ってみたい!!!
言われてみたい、、、

すみません。
初っ端からうるさくて。
とても読み応えある内容と文字数なのですがドキドキワクワクしながら一気読みさせていただきました。
登場人物が魅力的なのはもちろん、服や小物、飲み物に至るまでキラキラと魅力的。

続けて全作品読ませていただきましたが、カスピアンもヴィクターもまた全然違うキャラクターながら惹きつけられました。
素敵な時間をありがとうございます。

ライヒェル
2019.12.31 ライヒェル

蒼碧さま

大晦日に、とっても嬉しい感想を頂き、深く深く感謝しております!どうもありがとうございます。

多忙につき、今年は特に、連載物や後編開始が遅れておりましたが、ストーリーネタ収集だけは怠っておりません😆 

2020年は更新頻度を上げるべく、心機一転、頑張りますので、どうぞまたお立ち寄りくださいね!

解除
1 / 5

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