黒猫の王と最強従者【マキシサーヴァント】
地上の支配権をかけた神々の戦争が終りを告げ、「秩序」という信仰の元『世界』は始まった。
戦に負け、その座を追われた神は黒猫に転生し、唯一の従者と『世界』を巡る旅に出る。
膨大な魔力を持つかつての神「黒猫タロ」と、その神より絶大な力を授かった「従者アリス」。
だが、アリスはタロの魔力なしでは力を行使できず、タロもまた魔力しか持たず力は発揮できない。
そんな一人と一匹の冒険は多くの人との出会いや別れを繰り返し、やがて『世界』と『神』を巻き込んだ物語へと繋がっていく。
戦に負け、その座を追われた神は黒猫に転生し、唯一の従者と『世界』を巡る旅に出る。
膨大な魔力を持つかつての神「黒猫タロ」と、その神より絶大な力を授かった「従者アリス」。
だが、アリスはタロの魔力なしでは力を行使できず、タロもまた魔力しか持たず力は発揮できない。
そんな一人と一匹の冒険は多くの人との出会いや別れを繰り返し、やがて『世界』と『神』を巻き込んだ物語へと繋がっていく。
あなたにおすすめの小説
山が崩れたら、貧乏領地が交通の要衝になりました
異世界に転生して十六年。貧乏伯爵令嬢として暮らす少女の悩みは、領地に売れるものが何もないことだった。
そんなある日、三年前の崩落で山奥の地形が変わり、通れなかった谷が開いていると知る。
地図を広げて気づいたのは、その谷を通れば三日かかる王都と港を、わずか一日で結べること。
技師の調査でも街道建設は可能。けれど、貧乏伯爵家には肝心の建設費がない。
ならば、この道で一番儲かる人たちに出してもらえばいい。
少女は地図を手に、港の商人たちが集まる定例会へ向かった。
【完結】私の出産日に初恋の人を選んだ夫、あなたを彼女に返品します
「子供っぽい嫉妬はやめろ」私が命懸けで出産した日、夫のヴィンセント侯爵は初恋の人の所へ行ってしまった。理由を説明して欲しいと言うと、子供っぽい嫉妬をやめろと厳しい声で言われてしまう。しかも初恋の相手がいきなりやってきて「侯爵様は昔から私を命懸けで助けてくれるんです」と悪びれもせずに言い放った。妻よりも初恋相手を優先する夫は必要ないので私は夫を初恋相手へ返品した。すると生まれてから一度も人に頭を下げたことのないヴィンセントが、ボロボロになって私に頭を下げてきて⋯⋯。
破滅予定の悪女ですが、天使な双子の継母になったので心を込めて育てます!
「俺に近づかないでくれ」夫ディアンに拒絶された初夜、メリアーナは前世の記憶を取り戻す。メリアーナは小説『ロレンツ家の双子』の中に転生していた。それも義息子である双子の魔力の暴走によって、小説の冒頭であっさり死んでしまう悪役継母ポジションに。だが――この双子、天使みたいにかわいいんですけど! 惜しみなく愛情を注ぐうち、冷酷に見えた夫ディアンも実は家族想いであることに気づく。絆を深めていくロレンツ一家だが、その裏で物語はバッドエンドへ向かっていき――?
【減衰】は無能スキルだと追放されました。ええ、どうぞ好きなだけ撃ってください
「あなたが編成に入った隊は、平均出力が12パーセント低い」
その数字は、正しかった。
王立第三魔術団の補助術士ニナ・アシュフィールド、19歳。
技能は【減衰】——触れた術式の出力を落とすだけの、無能技能。
彼女は編成表から名前を消され、団を追われる。
去り際、彼女は一通の報告書を出した。
高出力の術を撃った翌日、術士の魔脈に「粘るもの」が残る。
痛みはない。どの測定機器にも映らない。
だから報告書は「保留」として、綴りの37番目に沈んだ。
北の鉱山町ケルド。
坑夫は15で坑に入り、45でつるはしを置く。
体はどこも悪くないのに、掘れなくなる。誰も理由を知らない。
ニナはそこで、自分が2年間触れ続けてきたものの正体を知る。
そして7年後、王都から男が訪ねてくる。
初夜のあとに愛する人がいると言われたので祝福で身体の時間を一日戻しました
夫婦となって初めて迎えた夜、セレンティアは夫リオールから「俺には、愛する人がいる」と告げられる。
彼が初夜を済ませた理由は、三年後に白い結婚として婚姻無効を申し立てられないようにするためだった。
けれどリオールは知らなかった。セレンティアの祝福《一日回帰》が、自分自身の身体にも使えることを。
セレンティアは自分の身体の時間を一日前へ戻し、三年間、侯爵家の妻として務めを果たすことを決める。
夫に愛されるためではない。三年後、白い結婚としてこの家を出ていくために。
飛べないと捨てられたので、竜ごと出て行きます
「お前は竜に乗れもしない、ただの妻だろう」
竜騎士団長の夫はそう言って、飛べる従騎士の娘を選びましたわ。
ええ、わたくしは飛べません。十二年、地上におりました。
夜明け前に三十一頭の寝息を数え、歯を磨き、爪の砂を取り、冬に毛布を掛け、契約を編んで。——この国でただひとりの「調律者」として。
竜は、人を乗せない生き物ですのよ。竜自身が「乗せてもいい」と決めない限り。そして竜が誰の言葉で頷いてきたか、あの方は十二年、一度もお考えにならなかった。
離縁されて、わたくしは竜舎を出ました。
三日後から、竜は一頭も飛ばなくなりましたの。
怒っているのではありませんのよ。竜は報復をしませんもの。ただ——寂しいのです。
そして来月は、三年に一度の、契約更新日ですわ。
真の皇帝は俺です ~面倒だから幼なじみに帝位を任せていたら、婚約者に捨てられました。正体を明かしたら全員後悔してももう遅い~
皇帝の仕事が面倒だったレインは、信頼する幼なじみアレクシスに表向きの皇帝を任せ、自身は陰から帝国を支えていた。
だがある日、婚約者エミリアは「権力も将来性もない」と彼を見限り婚約破棄を宣言する。
しかし彼女は知らなかった。
帝国を動かしていた真の支配者が誰なのかを。
これは全てを持ちながら隠していた男と、見るべきものを見失った者たちの後悔の物語。