蛙のスミスの代筆

年代は年末になると年賀ハガキでポストがいっぱいになっていた頃。少し昔の物語。
斉藤 サツキ 21才が仕事から家に帰宅すると
雨蛙が2本足で郵便ポストの貯金箱に張り付きながら両手で手紙の様な物を投函しているところだった。
無言で暫く見つめ合う蛙と人間。
口を先に開いたのは蛙の方だった。
『ミッション実行中なんだ。
見逃してくれ、お嬢さん』
蛙は再び貯金箱に何かを入れ込もうとし始めた。
『見逃せませんよ。蛙さん』

蛙と人間サツキの日常ハートフルストーリーです。
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