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調香師は今夜も眠れない

水ノ灯(ともしび)
【毎晩20時更新】 人気香水『Veil』を生み出した調香師・湊。 だが、その香りを最後に、彼は一本も香水を作れなくなっていた。 理由は――忘れたくても忘れられない、“ある恋人”の残した記憶と香り。 眠れない夜を抱える湊は、ある日、添い寝屋『ぬくもり』のスタッフ・悠と出会う。 穏やかでまっすぐな青年との時間は、 湊の止まっていた感覚をゆっくりと解きほぐし、閉じていた心に、かすかな光をもたらしていく。 しかし、湊の前に“過去”が再び現れたとき、 癒えかけていた心は揺さぶられ、眠れない夜が戻ってくる。 それでも――香りは、もう一度人を救うことができるのか。 再生、愛、そして“ぬくもり”の物語。 傷を抱えた調香師が、“誰かと眠る”ことを通してもう一度、自分の香りと人生を取り戻していく。
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うしお
Twitter(現:X)上にてpome村さん(@pomemura_ )が不定期に開催されている『#イラストを投げたら文字書きさんが引用rtでssを勝手に添えてくれる』企画に参加したSS作品のまとめ。 同じイラストに対して違う物語を書いていたりもします。その場合は、別の物語としてお楽しみください。 書いたSSにつけていただいたFAにも、SSをつけていたりします。 イラストにSSを添えて書く、ということ以外は、かなり自由にさせていただいています。 許可をいただき投稿されていたイラストを挿絵として添えています。
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 大学三年生の天川昴(あまかわすばる)は、実家に帰省しようとした矢先に、母親からの連絡で中学生時代の親友であり、かつて想いを寄せていた大熊北斗(おおくまほくと)が亡くなったことを知らされる。  葬儀に参列した昴は、北斗の妹である大熊七星(おおくまななせ)から、彼が急性アルコール中毒で亡くなった事を知り、酒を嫌っていた北斗が酒を飲んだことに対して、疑念を持った。  葬儀会場で、高校時代に北斗の親友だったという望月宙(もちづきそら)や、北斗のアルバイト先の喫茶店の店主で、彼と恋人関係だったという青井星司(あおいせいじ)と知り合った昴は、ふたりから自分の知らない北斗のことを聞き、複雑な思いを抱く。  その日の夜、昴のSNSに一通のメッセージが届いていた。それは――死んだはずの北斗のアカウントから送られたものだった。 「俺が死んだのは事故じゃない。誰かに殺されたんだ。犯人を見つけだしてほしい」  届くはずのない北斗からのメッセージと、その中に記された内容に驚く昴だったが、「もし、その内容が本当ならば、自分は北斗の無念を晴らさなければならない」と決意する。  そのまま実家に留まり、北斗の死の真相を探ることを決めた昴は、星司の勧めで彼のカフェ&バーで短期バイトすることにした。  昴は、大人の魅力にあふれた星司や、自分と同じように北斗へ好意を寄せていた宙と交友を深めながら、徐々に北斗の死の真相に迫ろうとするが……。
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