《R18》春告と紫に染まる庭《セクサロイド・SM習作》

雪の降る二月のある日。
春告(はるつげ)は夫の遺したアンドロイドの木蓮と、いつも通りの一日を送るはずだった。
ーーねぇ、春告。今日、何の日か知ってる?
節分、建国記念の日、バレンタインデー。立春に雨水。そして夫の命日。
どれも違うと途惑う春告の前で、木蓮は彼の中に仕舞われた想いを薫らせて、彼女を絡めとっていく。

これは天才技師と名高かった男の、死後も続く愛と執着のお話。


完結済。4万字強。エロは後半。
外出自粛中のおともにどうぞ。
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