十年目の恋情
離婚を機に地元に十年ぶりに戻ってきた浩二。同級生達が各々の生活基盤を築いていく中、浩二もまた地元で根を下ろそうとしていた。
そんな中、十年ぶりに会った隣に住む高校三年生伊織は、見ない間に美少年へと変貌を遂げていた。そんな伊織に驚く一方で、浩二に対し恋心を抱いていた伊織は、もう浩二を二度と見失わないよう。浩二の心が自分に向いてもらえるよう奮闘する。
そんな中、十年ぶりに会った隣に住む高校三年生伊織は、見ない間に美少年へと変貌を遂げていた。そんな伊織に驚く一方で、浩二に対し恋心を抱いていた伊織は、もう浩二を二度と見失わないよう。浩二の心が自分に向いてもらえるよう奮闘する。
あなたにおすすめの小説
出来損ないΩの猫獣人、スパダリαの愛に溺れる
斯波良久@出来損ないΩの猫獣人発売中
BL
旧題:オメガの猫獣人
「後1年、か……」
レオンの口から漏れたのは大きなため息だった。手の中には家族から送られてきた一通の手紙。家族とはもう8年近く顔を合わせていない。決して仲が悪いとかではない。むしろレオンは両親や兄弟を大事にしており、部屋にはいくつもの家族写真を置いているほど。けれど村の風習によって強制的に村を出された村人は『とあること』を成し遂げるか期限を過ぎるまでは村の敷地に足を踏み入れてはならないのである。
愛人は嫌だったので別れることにしました。
伊吹咲夜
BL
会社の先輩である健二と達哉は、先輩・後輩の間柄であり、身体の関係も持っていた。そんな健二のことを達哉は自分を愛してくれている恋人だとずっと思っていた。
しかし健二との関係は身体だけで、それ以上のことはない。疑問に思っていた日、健二が結婚したと朝礼で報告が。健二は達哉のことを愛してはいなかったのか?
マネージャー~お前を甲子園に連れて行ったら……野球部のエース♥マネージャー
夏目碧央
BL
強豪校の野球部に入った相沢瀬那は、ベンチ入りを目指し、とにかくガッツを認めてもらおうと、グランド整備やボール磨きを頑張った。しかし、その結果は「マネージャーにならないか?」という監督からの言葉。瀬那は葛藤の末、マネージャーに転身する。
一方、才能溢れるピッチャーの戸田遼悠。瀬那は遼悠の才能を羨ましく思っていたが、マネージャーとして関わる内に、遼悠が文字通り血のにじむような努力をしている事を知る。
オメガ修道院〜破戒の繁殖城〜
トマトふぁ之助
BL
某国の最北端に位置する陸の孤島、エゼキエラ修道院。
そこは迫害を受けやすいオメガ性を持つ修道士を保護するための施設であった。修道士たちは互いに助け合いながら厳しい冬越えを行っていたが、ある夜の訪問者によってその平穏な生活は終焉を迎える。
聖なる家で嬲られる哀れな修道士たち。アルファ性の兵士のみで構成された王家の私設部隊が逃げ場のない極寒の城を蹂躙し尽くしていく。その裏に棲まうものの正体とは。
美しき父親の誘惑に、今宵も息子は抗えない
すいかちゃん
BL
大学生の数馬には、人には言えない秘密があった。それは、実の父親から身体の関係を強いられている事だ。次第に心まで父親に取り込まれそうになった数馬は、彼女を作り父親との関係にピリオドを打とうとする。だが、父の誘惑は止まる事はなかった。
実の親子による禁断の関係です。
文字数オーバーにつき続き
【翻弄される主人公】
初めは、勘違いしているのでは?と感じていた相手の気持ちを、次第に本気と受け取っていく主人公。それでも、年の差、同性、ということで葛藤してく。しかし、この物語には偏見による”同性だから”というものが感じない。あくまでも、恋愛は自由であり、そこに偏見があるわけではない。自分の問題として向き合っているという印象を受けるため、どんな答えを出すのか?と言うところに一番関心がいく。
互いの気持ちが少しすれ違い、複雑に絡み合う部分がとても魅力的に感じる作品である。
まだ半分ほどではあるが、これだけの魅力の詰まった作品である。
二人がラスト、どうなるのか?
それは是非、あなたの目で確かめていただきたい。
おススメです。お手に取られてみてくださいね。
───相手の感情や必死さを表現することに長けている作品
【珍しいスタイルが印象的】
この物語で、最初に感じるのは”周りによって浮き彫りになる主人公像”。これだけを読むと、何が凄いんだ?と思われるかもしれないが、通常は視点になっている人物の思想や行動により、その人物がどんな人物なのか、印象が確定する。しかし、この作品は周りの反応や、それに対する主人公の言動によって”人物像”が浮き彫りにされていくのである。こういうスタイルは、あまり見かけない上、意外性があるのでとても面白いと感じた。例えば、噂話。母親の対応、友人とのスキンシップ、自分に好意を寄せる相手。彼らから投げられる言動によって、はじめてわかるのだ。
【予想のつかない展開】
上記の理由により、主人公の行動を予測するのが難しいという効果がある。そのため、主人公にとって困る展開が訪れる部分にも関わらず、思わず笑みが漏れる。なにこれ、面白い。がその時の率直な感想だ。小説で受け身の状態を作るのは、テクニックがないとなかなか出来ることではないので、無意識なのであれば是非とも大切にして欲しい個性である。
【個性的な登場人物】
個性的ではあるが、とてもナチュラルである。年相応の考え方、行動が基盤になっていて、この物語では”日常”を丁寧に描いている。一見何でもないシーンに見えるかもしれないが、それは登場人物たちがいかに、”生活”をしているのか、”人と関わっているのか”を読者の身近に感じさせるものであり、主人公に好感を抱かせるものでもある。
【主人公、読者の何故は解決される】
主人公サイドで見ていた相手は、視点が変わると印象が変わる。
年相応らしい無茶ぶりに出る、主人公に想いを寄せる高校生の男の子。主人公サイドでは必死さ、若さゆえというのが、特徴として目立つ。しかし、視点が切り替われば、その心情により健気さ、一途さが伝わってくる。真っ直ぐに主人公に想いをぶつけ自分に振り向いて欲しいと、努力する様は切なささえ感じる。