白蛇恋唄  ほのかな想いは紅蓮の炎に包まれる

小さな白い蛇は人の娘に想いを寄せた。
与えられた珊瑚という名は白い蛇に不可思議な力を目覚めさせる。
ひたすら清に想いを寄せる白い蛇だが、清は安吉に恋をしていた。
しかし、安吉は根っからの悪党だった。
息をするほど簡単に嘘をつくのだ。
新月の晩、すべては炎に包まれる。
そして、その大火で清も白い蛇も命を失い、怪異がはじまるのだった。

安珍と清姫異聞

他サイトにも掲載しています
24h.ポイント 0pt
0
小説 183,898 位 / 183,898件 歴史・時代 2,108 位 / 2,108件

処理中です...