嫌われすぎると死ぬそうです ~雑魚悪女は夏休みを生きのびたい~

 アラフォー会社員だった私(芹奈)は、どうやらネット小説の中の雑魚悪女セレナ・ウィンスフォードに転生してしまったらしい。小説の中に転生ってどういうこと? 混乱の中で見つけた手紙には「あなたには死相が見えます」という恐ろしい言葉。しかもその手紙の送り主は小説の主人公である予言の聖女! 手紙によると、弟ギルバートの私への負の感情が上限に達すると私は弟に殺されるらしい。奴隷戦士ジードについても同様。こっちはさらに対応が難しいらしいけど、私、ついさっきその人の首を絞めてたんですけど!?
 頼れるのは予言の聖女の手紙と、自分への負の感情が見えるというしょぼい特殊能力のみ。でも死にたくない。ダイエットに肌質改善、駆け引きに素直な謝罪、好感度を上げるためには何でもやります。そして「夏休み中に死ぬ雑魚悪女」という雑な運命(設定?)から逃れてみせる!【完結しました】
24h.ポイント 0pt
1,326
小説 223,573 位 / 223,573件 恋愛 65,130 位 / 65,130件

あなたにおすすめの小説

悪役令嬢に転生したので破滅回避したら、攻略対象が全員おかしくなりました

すみひろ
恋愛
 目を開けた瞬間、私は絶望した。  天蓋付きのベッド。豪華すぎるシャンデリア。絹のカーテン。  そして鏡に映る、自分とは違う顔。 「……うそ、でしょ」  淡い銀髪に紫の瞳。人形みたいに整った美貌。  見覚えがあった。  というより、見覚えしかない。  乙女ゲーム『聖花学園の誓約』に登場する悪役令嬢――リリアーナ・エヴァンスその人だった。

「あれ」で通じる幼なじみ、同日に婚約破棄されました

由香
恋愛
侯爵令嬢リディアと公爵家次男エリオットは、幼い頃から「あれ」で会話が通じる幼なじみ。 しかしその異常な仲の良さを理由に、二人は同じ夜会で婚約破棄されてしまう。 けれど顔を見合わせた二人は、 「……あれ」 「ああ、帰るか」 と秒で意思疎通。 婚約者を失って自由になった二人は、辺境改革の仕事を組んで始めることに。 すると、息ぴったりすぎる最強コンビぶりが社交界で話題になっていき……? 周囲全員が両想いだと気づいているのに、本人たちだけが気づかない。 じれ甘幼なじみラブコメ。

「側妃を迎える。準備は王妃府で」そう告げた王は、二ヶ月後、王座を失いました

さんけい
恋愛
王妃フレイアは、五年間、王宮の見えない仕事を支えてきた。 儀礼、寄付、夫人同士の調整、外交の細かな配慮。誰かが困る前に整える仕事は、いつも王妃府へ流れてきた。 ある朝、王は告げる。 「側妃を迎える。準備は王妃府で」 相手はすでに懐妊しているという。 入内は十日後。南の離宮を望み、王宮医の診断もまだ。 そのすべてを、王は正妃であるフレイアに任せようとした。 「そなたならうまくやってくれる」 その言葉を聞いたフレイアは、父へ手紙を書く。 ――疲れました。 公爵家は娘を迎えに来た。 王は、少し休めば戻ると思っていた。側妃が来れば、王宮は明るくなるとも。 だが、王妃がいなくなった王宮は、二ヶ月ももたなかった。 茶会、寄付、外交、国境。正妃ひとりに押しつけられていた仕事が、次々と崩れていく。 そして王は知ることになる。 王妃は、王宮の欠けたところを埋めるための備品ではない。 もう、戻らない。 ※初日以外は6時・17時更新となります。

選ばれなかったのは、どちら?

白瀬しおん
恋愛
「あなた、本当にうちの家にふさわしいと思っているの?」 その一言で、すべては終わるはずだった。 婚約者は沈黙し、公爵夫人は微笑む。 わたくしはただ、静かに席を立った。 ――それで、終わりのはずだったのに。 届いた一通の封書。 王城からの照会。 そして、夜会に現れた“迎え”。 その日、選ばれたのは――どちらだったのか。

旦那様から出て行ってほしいと言われたのでその通りにしたら、今になって後悔の手紙が届きました

伊久留りさ
恋愛
 北辺の国境を守る小さな領地、ヴァルドリア。その城館の一室で、若き領主の妻アリシアは、夫レオンハルトの言葉に静かに耳を傾けていた。 「アリシア、君にはもう少し、この城から離れてもらいたい」  レオンハルトの声は、いつものように低く、落ち着いていた。しかし、その言葉の意味は、アリシアにとってあまりにも唐突で、あまりにも冷たいものだった。 「……離れる、とはどういう意味でございますか」 「つまり、この城にいないでほしい、ということだ。しばらくの間、君には別の場所で暮らしてもらいたい」  アリシアは、ゆっくりと目を閉じた。指先がわずかに震えるのを、彼女は必死に抑えていた。この男の前で、自分が動揺している姿を見せたくなかったからだ。

小さな薬屋を経営していたら、溺愛されました

漆原 凜
恋愛
街の片隅で薬屋をしているリナ。ある日買いに来てくれた人との恋。

『病弱な幼馴染を優先してください』と言った妻が消えた翌日、夫は領地の会計書類が全て白紙になっていることに気づいた

歩人
ファンタジー
侯爵家に嫁いで五年。ルチアは夫エミルの領地会計・社交・使用人管理を全て一人で担ってきた。だがエミルはいつも幼馴染のアリーチェを優先する。「アリーチェは体が弱いんだ、お前とは違う」——その言葉を百回聞いた日、ルチアは微笑んで離縁届に署名した。「ええ、私は丈夫ですから。どうぞ幼馴染様をお大事に」。翌朝、エミルが目にしたのは——税務報告の締切、領民からの陳情の山、そして紅茶の淹れ方すら知らない自分。三ヶ月後、かつて「地味な妻」と呼ばれたルチアは、辺境伯の財務顧問として辣腕を振るっていた。

「地味すぎる」と婚約破棄された侯爵令嬢ですが、学院で隣の席だった公爵は三年もわたくしを想っていたそうです

もちかれ
恋愛
学院卒業の夜会で婚約者の第二王子から切り捨てられた侯爵令嬢マリエル。 領地に戻った数ヶ月後、屋敷を訪ねてきたのは学院で隣の席にいた公爵セヴランだった。 差し出されたのは、三年前にマリエルが学院で落とした一冊の手帳。 「ずっと、見ていました」 誰にも気付かれないと思っていた。 そんな私を見守ってくれていた人。 即座に頷くことはせず、わたくしは本音と条件を口にした──