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第1章 神聖魔法を極めた聖女。魔法学校へ入学する
第46話 アルフレッドとシェムハザ
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急がなきゃっ!
流石に客席でシェムハザを召喚出来ない。
慌てて席を立つと、人気のない所へ……って、そんな場所なんて何処にも無いじゃない!
客席は当然として、通路にだって先生が居るし、トイレに席を立つ生徒だって居る。
「あ、トイレの個室で……いや、無理無理! シロちゃんなら兎も角、シェムハザは絶対に無理!」
どうしよう。
急がないと試合が始まっちゃうし、けど誰も居ない場所なんて……そうだっ!
「テレポート」
瞬間移動の魔法で選手の控え室へ来ると、予想通りまだ誰も来ていない。
とはいえ、少ししたらアルフレッドを始めとした決勝戦に進出した人たちが来てしまうので、
「サモン、シェムハザ!」
大慌てで召喚魔法を使用した。
「ソフィアちゃーんっ! やっと呼んでくれたーっ! この前、急に居なくなったから、本当にビックリしちゃったよー!」
「話は後よ。今から、貴方の大事な親友アルフレッドの試合があるの。だから、応援してあげてっ!」
「……大事な親友? アルフレッド? ……ごめん、ソフィアちゃん。それって、誰? よく分からないけど、可愛い女の子なら応援してくるけど」
「何を言っているのよ! あんなに熱く見つめ合って、目と目で会話していたじゃない」
シェムハザは恥ずかしいのか、ずっと惚けている。
もうっ! そろそろアルフレッドが来ちゃうのにっ!
そんな事を考えているうちに、扉の向こうに人が近付いて来る気配がする。
「シェムハザ。とにかく素直になって! ちゃんと応援してあげるのよ! 分かったわね?」
「えぇー。ソフィアちゃん……まぁ、とりあえず可愛い女の子かどうかだけでも確認しようか」
シェムハザに指示を出し、私はステージ側の出口へ身を隠すと、こっそり中の様子を覗き見る。
その直後に扉が開き、綺麗な女性が入って来た。
「わぉ! 君がアルフレッドちゃんだね! 俺は愛の天使シェムハザ。何だかよく分からないけど、頑張ってね!」
「……違う、違うわよっ! そんな事しなくて良いからっ!」
ホント、男性って素直になれないのね。
アルフレッドなんて名前の女性なんて、いる訳ないじゃないっ! というか、あれだけ仲が良かったんだから、アルフレッドの事を忘れているはずなんて、ないでしょ?
一方で、シェムハザから声を掛けられた女性は、キョトンとしていたけど、その直後には、
「へ、変態っ! 女性控え室に変質者が居るわっ!」
「あ、あれ? 控え室って、男女で分かれてたの?」
「誰かっ! 先生っ! 先生ーっ!」
大変なパニックになってしまった。
「む……こいつは、先日学校に現れた変質者じゃないか! また来やがったのか!」
「えーっと、どういう事? 一体何がどうなっているんだ?」
「……シェムハザ、一旦こっちへ……って、私が呼べば良いんだ。サモン、シェムハザ!」
凄い至近距離で召喚魔法を使い、先ずはシェムハザを部屋から出すと、
「シェムハザ、こっちよ! ついて来て!」
「よく分からないけど、走るソフィアちゃんも良いね。色んな所が揺れるし、眼福だねー」
「訳が分からない事を言ってないで、えーっと……そっちよ。そっちの道をそのまま真っ直ぐ行けば、男性の控え室よっ!」
男性控え室へと誘導する。
だけど、何故かシェムハザが動こうとしない。
「えー、男とかヤダよー。俺はソフィアちゃんを応援するんだー!」
ステージから、男性控え室と女性控え室へと分かれる三叉の通路で話していると、
「ソフィア声が聞こえた気がしたんだが……って、コイツはっ! ソフィア、離れろ! 俺の後ろへ……」
「あ、ごめんね。じゃあ、邪魔者は消えるから、あとは二人でごゆっくり……テレポート」
「ソフィアちゃーんっ!」
何とかアルフレッドにシェムハザを会わせる事が出来、応援のおかげか、一年生にして三位に。
……ちなみに、変質者騒ぎが大きな話になってきたので、アルフレッドの試合が終わった直後に、シェムハザは天界へ還しておいた。
さて、私も頑張ろーっと!
流石に客席でシェムハザを召喚出来ない。
慌てて席を立つと、人気のない所へ……って、そんな場所なんて何処にも無いじゃない!
客席は当然として、通路にだって先生が居るし、トイレに席を立つ生徒だって居る。
「あ、トイレの個室で……いや、無理無理! シロちゃんなら兎も角、シェムハザは絶対に無理!」
どうしよう。
急がないと試合が始まっちゃうし、けど誰も居ない場所なんて……そうだっ!
「テレポート」
瞬間移動の魔法で選手の控え室へ来ると、予想通りまだ誰も来ていない。
とはいえ、少ししたらアルフレッドを始めとした決勝戦に進出した人たちが来てしまうので、
「サモン、シェムハザ!」
大慌てで召喚魔法を使用した。
「ソフィアちゃーんっ! やっと呼んでくれたーっ! この前、急に居なくなったから、本当にビックリしちゃったよー!」
「話は後よ。今から、貴方の大事な親友アルフレッドの試合があるの。だから、応援してあげてっ!」
「……大事な親友? アルフレッド? ……ごめん、ソフィアちゃん。それって、誰? よく分からないけど、可愛い女の子なら応援してくるけど」
「何を言っているのよ! あんなに熱く見つめ合って、目と目で会話していたじゃない」
シェムハザは恥ずかしいのか、ずっと惚けている。
もうっ! そろそろアルフレッドが来ちゃうのにっ!
そんな事を考えているうちに、扉の向こうに人が近付いて来る気配がする。
「シェムハザ。とにかく素直になって! ちゃんと応援してあげるのよ! 分かったわね?」
「えぇー。ソフィアちゃん……まぁ、とりあえず可愛い女の子かどうかだけでも確認しようか」
シェムハザに指示を出し、私はステージ側の出口へ身を隠すと、こっそり中の様子を覗き見る。
その直後に扉が開き、綺麗な女性が入って来た。
「わぉ! 君がアルフレッドちゃんだね! 俺は愛の天使シェムハザ。何だかよく分からないけど、頑張ってね!」
「……違う、違うわよっ! そんな事しなくて良いからっ!」
ホント、男性って素直になれないのね。
アルフレッドなんて名前の女性なんて、いる訳ないじゃないっ! というか、あれだけ仲が良かったんだから、アルフレッドの事を忘れているはずなんて、ないでしょ?
一方で、シェムハザから声を掛けられた女性は、キョトンとしていたけど、その直後には、
「へ、変態っ! 女性控え室に変質者が居るわっ!」
「あ、あれ? 控え室って、男女で分かれてたの?」
「誰かっ! 先生っ! 先生ーっ!」
大変なパニックになってしまった。
「む……こいつは、先日学校に現れた変質者じゃないか! また来やがったのか!」
「えーっと、どういう事? 一体何がどうなっているんだ?」
「……シェムハザ、一旦こっちへ……って、私が呼べば良いんだ。サモン、シェムハザ!」
凄い至近距離で召喚魔法を使い、先ずはシェムハザを部屋から出すと、
「シェムハザ、こっちよ! ついて来て!」
「よく分からないけど、走るソフィアちゃんも良いね。色んな所が揺れるし、眼福だねー」
「訳が分からない事を言ってないで、えーっと……そっちよ。そっちの道をそのまま真っ直ぐ行けば、男性の控え室よっ!」
男性控え室へと誘導する。
だけど、何故かシェムハザが動こうとしない。
「えー、男とかヤダよー。俺はソフィアちゃんを応援するんだー!」
ステージから、男性控え室と女性控え室へと分かれる三叉の通路で話していると、
「ソフィア声が聞こえた気がしたんだが……って、コイツはっ! ソフィア、離れろ! 俺の後ろへ……」
「あ、ごめんね。じゃあ、邪魔者は消えるから、あとは二人でごゆっくり……テレポート」
「ソフィアちゃーんっ!」
何とかアルフレッドにシェムハザを会わせる事が出来、応援のおかげか、一年生にして三位に。
……ちなみに、変質者騒ぎが大きな話になってきたので、アルフレッドの試合が終わった直後に、シェムハザは天界へ還しておいた。
さて、私も頑張ろーっと!
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