魔物の学校で飼われることになったよわよわ最弱鑑定士は、スキルを1日1個ずつ奪っていって地道に脱出を目指す

鑑定士アベルが目を覚ますと、そこは魔物の学校の檻の中だった。
絶体絶命のピンチに陥った、その時──アベルに『スキル奪取能力』が芽生える。
奪い取れるスキルは1日に1つ。
クラスの魔物のスキルを「どれから」「どの順番で」奪い取っていくか。
残された期限は30日。
伝説級の魔物たちを相手に、気弱な少年アベルの取った決断は──。

【各章の概要】
「檻の中」編:細い糸を繋げていき、一歩ずつ確実に脱出へと近づいていくところ。
「ダンジョン脱出」編:「檻の中」編の登場人物たちがごちゃまぜになって起こる新たな関係性と、地の底まで続くスケールの大きな地中世界。また、そこで明かされる真実。
「めざせ王都イシュタム」編:倒錯した恋と正義のスカッと王道冒険物語(ここから女体化)。
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