君から届く声を、僕は守りたい
「私、劇団に入ろうと思う」
幼馴染である三原梢の突然の宣言に青山翔吾は戸惑いの表情を見せる。
思いつきともいえる決断だったが、その先にある役者になるため真っ直ぐ歩み始める彼女を誇らしく思い、そして惹かれていく。
しかし、順調に階段を上る彼女の喉は限界に達しようとしており……。
「君の声をずっと聞きたいから、それを治せる医者になる」
翔吾の夢はいつしか母を守るだけのものではなく、夢に向かって走り続ける梢を守る意義へと変化していく。
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