蜜より甘いキスをして
【溺愛恋愛ファンタシー物語】
ここ、アルチュール王国には魔法が存在する。
どんな人間でも魔力をもちその量を魔力量といった。
通常の人間ならばその量は300、しかしごく稀に1000をも超える人間がいると言う。
その人間の一人がこの国の第三王子、ラファエル・アルチュールだ。
彼の魔力量は約2100、通常の七倍である。
それゆえ彼は常に魔力を制御し、抑えていた。そうしないと周りの者が“魔力酔い”をおこしてしまうからだ。
“魔力酔い”とは強すぎる魔力を感じたときにおきる症状でその症状は個人差があるがひどい場合は気絶してしまう。
しかし、魔力を抑えるのは大変な気力をつかいいつしか彼は不眠症になっていた。
そんな彼が出会ったのはリーンベルト家の令嬢、トリシア・ティノ・リーンベルトだった。
ラファエルも異質だが彼女もまた異質だった。
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