手鏡に封印されていた悪女の魂に身体を乗っ取られた心清らかな公爵令嬢。もう酷い事は止めて下さいまし。皆の絶望に歪む顔が癖になってしまいますから

 家族からも使用人からも婚約者からも蔑ろにされていた公爵令嬢はある夜、死んだ祖母に貰った年代物の手鏡を覗き、1人で語り掛けていたが、手鏡に封印されていた悪女の魂が出て来て、身体を乗っ取られてしまう。
 公爵令嬢の意識が残ったまま悪女の魂が我が物顔で振る舞うが。
 その魂が王宮を見事に渡り歩いた稀代の悪女だった為に、事情を知らない周囲は悪女へと変わった公爵令嬢に人知れず酷い目に遭わされるのだった。

【2022/9/20、出版申請、10/5、慰めメール】
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