初代国王が定めた聖樹の守護一族との3代ごとの結婚を白紙にした王太子のお陰で、今年は聖樹様に赤い花がたくさん咲きそうです

 王国には初代国王が定めた盟約があった。
 3代ごとに王族が聖樹の守護一族との結婚をするという盟約だ。
 初代国王が娘を結婚させてから始まった盟約の為、7代国王の御代、唯一の子供である王太子はその一族の娘と結婚せねばならなかった。
 だが、結婚したくなかった王太子は初代国王が定めた聖樹の守護一族との盟約を父王に内緒で一方的に破棄にしたのだった。

【2022/8/8、出版申請、9/2、慰めメール】
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