婚約破棄された子爵令嬢の実家は王国建国以来、王家の影の長官を世襲する家だった。私的な報復の為に王家の影など使いませんわ。自滅されましたから

 卒業パーティーで子爵令嬢は婚約破棄を言い渡された。
 その令嬢の実家は建国以来、王宮の書庫室の室長を務める家柄で、婚約者がその事を嫌っての婚約破棄だった。
 だが、書庫室長は表の役職で、令嬢の実家は裏で建国以来、 王家の影の長官を代々務めていたのだった。
 よって婚約破棄を言い出した婚約者とその実家に何ら問題はない事はとっくに調査済みだったのだが・・・

【2022/10/22、出版申請、11/2、慰めメール】
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