十年雪の約束

冬の日の放課後、彼女の手を引いて逃げる。此処ではない何処かへと……。

恋人ではない、友達でもない。微妙な距離感にある二人。
山の空気は澄み切って、街の灯りは悲しいほどに美しかった。彼女の涙にかける言葉が見つからなかった。
恋なのか、絆なのか。
切なくてほろ苦い、冬の夜の記憶。

短編です。
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