【時代小説】 柳生騒乱 宗矩と十兵衛


 歴史上に於いて天下騒乱と言われる出来事がその時代、時代にあった。
 
 日本では、「乱」と付く出来事の中でも、特に政治的な変革をもたらした大規模な争いがあった。
 時代の順序は前後して申し訳ないが、
 一つ目は大塩平八郎の乱 (1837年) である。この乱は大坂町奉行所の大塩平八郎とその門人たちが、飢饉で苦しむ民衆を救おうと幕府に対して起こした武装蜂起であった。計画は半日で鎮圧されるがその思想的な背景は現代社会に通じるものがある。
 時代はかなり遡るが壬申の乱 (672年) である。これは天智天皇の死後、皇位継承を巡って起こった内乱で、大海人皇子(後の天武天皇)が勝利した。
 この騒乱は、672年(天武天皇元年)に起きた古代日本最大の内乱であった。天智天皇の死後、その弟である大海人皇子(おおあまのおうじ、後の天武天皇)と、天智天皇の子である大友皇子(おおとものおうじ)が皇位継承をめぐって争った。

 三つ目は禁門の変 (1864年) である。
 長州藩が京都での復権を目指し、京都御所付近で会津藩等と武力衝突した出来事ある。公武合体派が長州藩を京都から追放した「八月十八日の政変」がキッカケで勃発した。

 四つ目は戊辰戦争 (1868年〜1869年迄)王政復古を経て成立した新政府軍と、旧幕府軍との間で繰り広げられた日本近代史上最大の内戦であった。薩摩藩・長州藩・土佐藩等が中核となった新政府軍が勝利し、明治新政府の確立に繋がった。

 五つ目は応仁の乱 (1467年〜1477年迄)である。
 この乱は室町時代に起こった大規模な内乱で、足利将軍家の家督争いや守護大名の対立が複雑に絡み合い、全国的な戦乱の時代(戦国時代)へと突入するキッカケになった。
 この内乱を経て斎藤道三、織田信長へと戦国乱世が始まった。国取り物語である。

 さて、今回は江戸幕府がまだ、確たる幕藩体制が未熟な時代。家光が三代将軍ににったばかりの治世。この家光を支えた人物がいた。柳生宗矩とその子十兵衛である。

 今回、私はこの実在した二人の人物にスポットライトを当てた。

 この小説はフィクションです。
 この物語は史実に基づいていますが筆者である私の脚色を交えている為その物語の展開は虚構になります。
 また、個人名、団体等実際のものと同じであっても一切関係ありません。
 
 それでは最後までこの小説をお楽しみ下さい。
 
 
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