限界英雄(しょうもうひん)と、独占愛の騎士団長

​ 殲滅の大魔法使い、ゼノヴィア。
 王の忠実な駒として戦場を一夜で焼き尽くす彼は、民からは「英雄」と称えられ、騎士団長フェリスからはその冷酷さを激しく忌み嫌われていた。

​ しかし、フェリスが城の隅、森の奥に隠された「真実」を知った時、世界は反転する。
 傲慢な英雄の仮面の下にあったのは、崩れ落ちそうなほどボロボロの身体と、人質に取られた病弱な弟、そして使い潰されるのを待つだけの孤独な日々だった。

​「……お前、今まで一人で何を背負ってきた」

​ 嫌悪が憐憫(れんびん)へ、そして抗いようのない猛烈な愛へと変わるのに時間はかからなかった。
 英雄という名の呪縛に縛られた男と、その痛々しい背中を「独占し、守りたい」と願うようになった男。

 加速する王の圧政と、刻一刻と近づくゼノヴィアの「限界」。
 歪んだ忠誠が愛に塗り替えられた時、二人の男が最後に選ぶ反逆の形とは――。


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