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いつもからかわれてばかりだったエレノアは、成長するにつれて彼を一人の男性として意識するようになる。けれど、自分には幼い頃から決められた婚約者がいた。
叶わないなら、それでいい。
そう思っていたはずなのに――十九歳になったある日、エレノアの婚約をめぐる状況が大きく変わる。
そして、ずっと閉じ込めていた気持ちに蓋をする理由がなくなった時、エレノアは決めた。
だったら今度は、わたくしが口説けばいいのではなくて?
余裕たっぷりの年上近衛騎士と、諦めるのをやめた伯爵令嬢。
昔から知りすぎている二人の、少し遅れて始まる恋のお話。
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