その師弟、最強がゆえに無頓着のようです〜無自覚な剣聖と自重を知らない弟子のさらなる成長譚〜

【その師弟、まさにチート級！　圧倒的無双！】

これは無自覚で最強な剣聖と自重を知らない最強の弟子の圧倒的無双を繰り広げるさらなる成長の物語。

　ある日、タルファ王国の国王に隣国との争いに助力を頼まれた《剣聖》ルキード・ゼルベルク。　　
　しかし王や宰相の失礼な態度に腹を立てたルキードはその頼みを蹴った。
　それに怒りを顕にした王と宰相は、

「捕らえろ！」

と命じるが、無自覚でやる気のないルキードは弟子セレスにすべて任せっきり。
その行動にセレスは、注意をするが、ルキードは聞く耳をまったく持たず、窓から飛び降り城の外でいざこざが終わるまで待機していた。
すると城の壁を貫通する衝撃波を目にしたルキードは自重を知らないセレスの仕業だとひと目で理解する。

それから一週間後、山奥に隠居していたルキードとセレスは自然を楽しみながらのんびりと暮らしていた。

しかしそこに現れたのは、タルファ王国の隣国シスロディア皇国の皇女アナスタシアだった。
タルファ王国と同じく助力を頼みに来たようだが、ルキードは冷たくあしらい追い返す。

しかしアナスタシアは諦めることを知らない。

それに根気負けしたルキードは、条件付きでアナスタシアに手を貸すことになるのだが、次第に隣国のみならず他国との争いにも巻き込まれていく。

《剣聖》しての力を発揮するルキードと自重を知らないその弟子セレスの圧倒的無双を繰り広げる成長ぶりをとくとご覧あれ！