許さないからね。

「ねぇ、おじさん、絶対に許さないからね」

夕方ってどうしてこんなに気分が滅入るんだろう。苛立つんだろう。
マント男は遠くのほう見つめるしかなかった。夥しいほどの脂汗が額から次々と。

もう夜か?いや、俺の目の前が真っ暗になっただけか。
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